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ニューヨーク・メッツの千賀滉大は30日(日本時間31日)、本拠地で行われたフィラデルフィア・フィリーズ戦に先発登板。7回で許した安打はわずか1本、9奪三振で無失点の快投を見せた。
◆【実際の映像】千賀滉大のお化けフォークの前になすすべもなく三振、千賀をにらみつける相手打者
■今季10度目の先発で快投
今季10度目の先発マウンドに上がった千賀が、フィリーズ相手に快投劇を見せつけた。
初回、2回と3者凡退で安定した立ち上がりを見せる。3回に8番コディ・クレメンスにレフト前にヒットを打たれるが、その後はピンチを広げない。
5回、6回、7回と2つずつ三振を奪うなど奪三振ショーを展開した千賀は7回でマウンドを降りた。100球(ストライク66球)を投げ、1安打無四球9奪三振無失点の圧巻投球で、防御率は3.44となった。
千賀のこの投球には“ピッチングニンジャ”の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏も「えげつない千賀のゴーストフォークだ」と絶賛した。
試合はメッツがフランシスコ・リンドーアの一発などで2-0でフィリーズに勝利。千賀は5日(同6日)のコロラド・ロッキーズ戦以来の今季5勝目を挙げた。
千賀は本拠地シティ・フィールドで30回を投げ38奪三振、防御率1.20にWHIPを0.93としており、これまで3勝1敗。まさにホームと呼ぶにふさわしい快投を披露しているだけに、ニューヨーカーの熱狂も頷ける。
◆【実際の映像】快投劇の千賀滉大、“ピッチングニンジャ”が「えげつない」と脱帽のお化けフォーク
◆千賀滉大は6回無失点で4勝目、被安打わずか2の圧巻ピッチング 「魂を切り裂く速球」と分析家も絶賛
◆千賀滉大、「3球で終わる」と自信もお化けフォークの敵は“寒さ”か さらに「むちゃくちゃ楽しい」と満面の笑み
文●SPREAD編集部
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— Rob Friedman (@PitchingNinja) May 31, 2023
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— New York Mets (@Mets) May 31, 2023