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ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は27日(日本時間28日)、本拠地でのマイアミ・マーリンズ戦に「3番DH・投手」で先発。6回を投げて6安打10奪三振2失点の投球を見せた。
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■今季11度目の二刀流登板
大谷が今季11度目の“リアル二刀流”で先発を果たし、マウンドに上った。
初回先頭打者にヒットを許し、四球も挟みランナーを溜めると、ユリエスキ・グリエルにタイムリーを許し先制点を与える。しかし、2回、3回と無失点に抑え、立ち直りを見せる。
5回には2者連続ヒットを許しランナーを溜めるが、1番のジョナサン・デービスをダブルプレーに打ち取る。ピンチの芽を摘んだに見えたが、再びランナーを溜め、ルイス・アラエスにタイムリーで勝ち越しの2点目を奪われた。
大谷は6回に今季4度目の2桁となる10個目の三振を奪い、この回をもって降板。今季奪三振は90個となり、ア・リーグ単独首位となった。
大谷は6回109球(ストライク72球)を投げ、6安打3四死球10奪三振2失点(自責点1)で防御率は2.91。最速は5回のホルヘ・ソルア相手に記録した101マイル(約162キロ)だった。
大谷は打ってはここまで3打数無安打で打率は.270。
試合は6回にエンゼルスが逆転し、3-2でリード。大谷に6勝目の権利が転がり込んだ。
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文●SPREAD編集部
Shohei Ohtani, Nasty 85mph Sweeper. 🧹 pic.twitter.com/hLymRT3skI
— Rob Friedman (@PitchingNinja) May 28, 2023