
ニューヨーク・メッツの千賀滉大は17日(日本時間18日)、本拠地シティ・フィールドでタンパベイ・レイズ戦に先発登板。6回1失点で12奪三振と圧巻の投球を披露、ニューヨーカーを大いにわかせた。
試合は千賀がマウンドを譲るまでメッツが完封されていたため、5勝目はお預けとなった。
■4回までに10奪三振
千賀は初回、先頭打者を三振としたものの1死二塁の場面を招く。それでも後続をレフト・ライナー、そして三振に打ち取りピンチの芽を摘んだ。
2回は先頭打者にヒットを許したものの3者連続三振に切って取った。3回も2奪三振。4回は1死から2つの二塁打を許し1点を失ったものの、またも連続三振を奪い最少失点とした。
5回は奪三振こそなかったものの、危なげなく三者凡退。6回にも2つの三振を奪い、ここでマウンドを譲った。
この投球には「ピッチング・ニンジャ」こと投球分析家のロブ・フリードマン氏も「千賀に火が点いた」と圧巻の投球を称賛した。
試合は2-5と敗色濃厚の9回裏、メッツが同点に追いつき、10回にサヨナラ勝ちをおさめた。
千賀は6回を投げ12奪三振の1失点、被安打3、与四球3とファンの期待に応える投球を見せ、防御率も3.77とした。
◆【実際の映像】千賀滉大の炎のストレートとお化けフォークとの落差を見よ
◆鈴木誠也が日本人メジャー初・3打席連続本塁打 4号、5号と“ムーンショット連発”
◆千賀滉大、「3球で終わる」と自信もお化けフォークの敵は“寒さ”か さらに「むちゃくちゃ楽しい」と満面の笑み
文●SPREAD編集部
Kodai Senga's 11th and 12th Ks.
And is fired up. 🔥 pic.twitter.com/ESla9ZsIb9
— Rob Friedman (@PitchingNinja) May 18, 2023
Kodai Senga, 97mph Fastball and 83mph Ghost Fork, Overlay. 😯 pic.twitter.com/ZfZa2N7wOF
— Rob Friedman (@PitchingNinja) May 17, 2023