【MLB】大谷翔平、139メートル第9号特大弾に現地メディアは「今夜の先発による怪物的爆発」と驚き  | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】大谷翔平、139メートル第9号特大弾に現地メディアは「今夜の先発による怪物的爆発」と驚き 

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【MLB】大谷翔平、139メートル第9号特大弾に現地メディアは「今夜の先発による怪物的爆発」と驚き 
  • 【MLB】大谷翔平、139メートル第9号特大弾に現地メディアは「今夜の先発による怪物的爆発」と驚き 

ロサンゼルス・エンゼルス大谷翔平は15日(日本時間16日)、敵地でのボルチモア・オリオールズ戦に「3番DH・投手」で先発出場した。投手としては3被弾したものの7回を4安打5失点5奪三振でまとめ、今季5勝目を挙げた。打っては9号3ランを含む5打数4安打3打点をマーク。チームは9-5でオリオールズを下し、連敗を2で止めた。

◆【実際の映像】大谷翔平、今季初の二刀流アーチは打球速度184キロの驚愕弾丸9号3ラン

■自己ワーストタイの3被弾

まさに二刀流劇場だった。まず、「投手・大谷」は苦しんだ。1点リードの2回にアダム・フレージャーに右翼へ逆転2ランを浴びると、3-2で迎えた3回にもアンソニー・サンタンダーに2ランを喫し、再び逆転を許した。さらに5点リードの5回にもセドリク・ムリンスに右翼へソロアーチを運ばれた。

1試合3被弾はメジャー自己ワーストタイ。今季は開幕から5試合本塁打を許さなかったが、直近4登板で浴びた本塁打は8となった。

一方、「打者・大谷」は絶好調。第1打席は四球、第2打席は右前打。そして3打席目は9号の勝ち越し3ランを放ち、自らを援護。続く第4打席は右越え三塁打を放ち、サイクル安打達成へ二塁打を残すのみとした。期待が高まる中、第5打席は二ゴロで、9回に回って来た6打席目は左前打を放ったものの、惜しくも快挙はならなかった。

それでも今季初の1試合4安打でチームの勝利に貢献した大谷。特に9号ソロは今季最長456フィート(約139メートル)という特大弾で、地元放送局『バリー・スポーツ・ウエスト』は「今夜の先発投手による怪物的爆発」と驚きをもってツイートした。

■現地放送局のインタビューに応じる

試合後、現地放送局のインタビューに応じた大谷は、サイクル安打について問われると「頭にはありました。ただピッチングが思ったような感じではなかったので、ちょっと切り替えられずにいたかなと思う」と振り返った。さらに「9回の最終打席はどうしても二塁打を狙ってやるという気持ちはそこまでなかったのですか」という質問に対して、「そこまでなかった。何とかコンタクトして一、二塁になればいいなと思っていた」と答えた。

また、大谷は2登板ぶりにバッテリーを組んだチャド・ウォーラックに感謝。「チャド選手がいいところでホームランを打ってくれて、流れが相手に傾きそうなところを手繰り寄せてくれたと思うので、その流れに乗って7回を投げられたのは良かった」と話した。

3本塁打を浴びたものの7回を投げ切り、今季5勝目を挙げた大谷。打ってはサイクルに王手をかける爆発ぶり。まさに二刀流劇場だった。

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文●SPREAD編集部

《SPREAD》
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