【MLB】「彼は泣き虫」と久美子さんが暴露 ヌートバー、「母の日」に贈る3安打で生出演 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】「彼は泣き虫」と久美子さんが暴露 ヌートバー、「母の日」に贈る3安打で生出演

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【MLB】「彼は泣き虫」と久美子さんが暴露 ヌートバー、「母の日」に贈る3安打で生出演
  • 【MLB】「彼は泣き虫」と久美子さんが暴露 ヌートバー、「母の日」に贈る3安打で生出演

セントルイス・カージナルスラーズ・ヌートバーが14日(日本時間15日)、敵地でのボストン・レッドソックス戦に「1番右翼」で先発出場し、今季4度目の3安打をマーク。打率を.302とし、9-1での勝利に貢献した。

一方、「2番左翼」で先発出場したレッドソックスの吉田正尚は4打数無安打に終わり、打率は.298となった。ヌートバーと吉田の侍ジャパン対決で注目された同カードはカージナルスが3連勝し、圧倒した。

◆【実際の映像】ヌートバーが母・久美子さんの登場で涙……久美子さんは「彼はよく泣くんです。泣き虫なんです」と暴露

■注目の侍対決、吉田は沈黙

ヌートバーは第1打席で左翼線へ二塁打を放つと、続くポール・ゴールドシュミットのタイムリーで先制のホームイン。第2、第3打席は凡退したものの、6回の第4打席は左前打で出塁し、4番ノーラン・アレナドの適時打でこの試合2度目の生還を果たした。そして、8回の第5打席ではグリーンモンスター直撃の左越え二塁打。9回に回ってきた第6打席は投ゴロに終わったが、この日は6打数3安打で打率は.302となった。

勝利の立役者となったヌートバーだが、プレー以外でも“主役”となった。「母の日」に合わせ、各チームは幼少期に撮影された選手と母親の写真を公式SNSにアップするなどイベントを実施。スポーツ専門局「ESPN」は、レッドソックスとカージナルスの試合前にヌートバーのインタビューを放送した。子供の頃に母親・久美子さんと撮った写真を見ながらトークが展開されるなか、ヌートバーが「彼女は私のすべて。彼女は私の親友であり…」と話していると、画面にカージナルスのユニフォームを着た久美子さんが突然カットイン。サプライズでのリモート出演に気づかぬヌートバーは「えっ……これってライブなの?」と話し、戸惑う様子が放送された。

■「ママ、愛しているよ」と涙

インタビュー中、久美子さんが「(母の日に)花を贈ってくれてありがとう」と述べると、ヌートバーは「感情的になっちゃうよ。ママ、愛しているよ」と声に出し、涙をぬぐった。そして、それを見た久美子さんは「彼はよく泣くんです。泣き虫なんです」と笑って答えるなど感動的なシーンが映し出された。

ヌートバーの活躍もあり、チームは9-1で勝利しレッドソックス相手に3連勝。シカゴ・カブスとの前カードも2勝1敗と勝ち越しており、2ケタに膨らんでいた借金は9に減少した。オリバー・マーモル監督も「良い遠征だった。調子を取り戻し、2つの素晴らしいチーム(カブス、レッドソックス)に対して、本当に良いプレースタイルで臨むことができた。何度も言ったが、我々のクラブハウスはお互いを信頼し合っている」と話し、巻き返しに手ごたえを感じているようだった。

一方、吉田は元巨人のマイルズ・マイコラスに抑え込まれるなど4打数無安打で、打率も3割を切った。相手チームの分析も進んでいるようで、この日は低めにボールを集められ、凡打を繰り返した。

注目の侍ジャパン対決はヌートバーに軍配があがったが、両選手のプレーは今後もファンを楽しませてくれるはずだ。

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文●SPREAD編集部

《SPREAD》
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