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ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平が8日(日本時間9日)、本拠地でのヒューストン・アストロズ戦に「3番DH」で先発出場。2打席連続のタイムリーを放つなど、4打数2安打2打点の活躍でチームの勝利に貢献。エンゼルスはこれで20勝16敗、ア・リーグ西地区2位をキープしている。
◆大谷翔平、161キロ弾・177キロ弾のダブル・ダブルでエンゼルス連敗脱出に貢献
投打ともに過去最高の滑り出し
この日、MLB公式が今季のMVPレースで好スタートを切った候補者たちを特集。
記者43人の投票で、1位票を30票集めた大谷がア・リーグ部門トップに選出された。打っては、打率.301/出塁率.372/OPS.902/本塁打7/打点22をマーク。投げては4勝負けなし防御率2.54、リーグトップの59奪三振と、非の打ち所がない成績を残している。
2位には好調タンパベイ・レイズの若きスター、ワンダー・フランコ、同5位には大谷の同僚、マイク・トラウトがそれぞれランクイン。ナ・リーグ部門トップは、一昨年の右ひざ前十字じん帯断裂から華麗な復活を遂げた、アトランタ・ブレーブスのロナルド・アクーニャJr.が選出されている。
大谷は9日(同10日)、アストロズとの第2戦に二刀流で先発予定。投手としての対戦成績はここまで3勝3敗の五分、避けては通れない同地区の強豪相手に好投なるか。
◆大谷翔平、177キロ大飛球はフェンス直撃同点タイムリー二塁打で打率は.303 2打席連続打に「ロケットだ」と実況も興奮
◆サイ・ヤング賞右腕、DeNA・バウアーが“G斬り”に挑む 復調の巨人・坂本勇人との対戦注目
◆年間132勝ペースの絶好調レイズ、イチローデビュー年“奇跡の記録”を塗りかえるか
文●SPREAD編集部