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ニューヨーク・メッツの千賀滉大は、5日(日本時間6日)に本拠地シティ・フィールドにて行われたコロラド・ロッキーズ戦に先発。6回を投げ4奪三振4四球無失点の投球でリードのまま今季4勝目の権利を得てマウンドを譲った。与えたヒットはわずか2本だった。
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■4四球と制球に課題も
千賀はメジャー・デビューからの2試合をそれぞれ1失点で上々のスタートを切ったが、その後の3試合でそれぞれ4、4、2と失点を重ね、これまで3勝1敗。やや制球に苦しんでいる様子が見られた。
この日も初回から2四球でピンチに。ここでは5番のエリアス・ディアスをセカンドゴロとして無失点とする。3回も2四球でまたをピンチを招いたが、ここはセンター、ブランドン・ニモにファイン・プレーが飛び出し、難を逃れた。4回、ランドル・グリチャックに初ヒットを。6回にはディアスに2本目のヒットを許すが、どちらも難なく後続を断ち切った。
メッツは、4回にそのニモがソロ・ホームラン。千賀は6回をもって勝ち投手の権利を保持し、マウンドを譲った。これで防御率を3.38とした。
試合は8回を終え、メッツが1ー0でリードしている。
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文●SPREAD編集部
Kodai Senga, 98mph Fastball and 85mph Ghost Fork, Overlay pic.twitter.com/LGNO8qayF5
— Rob Friedman (@PitchingNinja) May 6, 2023