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ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は3日(日本時間4日)、敵地で行われたセントルイス・カージナルス戦に「3番DH・投手」でスタメン出場。自己最多タイの13奪三振とするものの、4失点で勝敗はつかなかった。
■奪三振ショー展開も4回に崩れる
長打を許し5勝目を逃した大谷だったが、13奪三振によりメジャー通算500奪三振を達成。これにより大谷はまたベーブ・ルース以来となる500奪三振、100本塁打以上を記録。これにはMLB公式サイトも「大谷がまたも超人的記録達成」と見出しを打ち、驚愕を表現した。
ルースはキャリア通算で714本の本塁打を放ち501の三振を奪っている(エライアス・スポーツ・ビューロー調べ)。しかし、『MLB.com』では488奪三振という数字を採用しており、こちらに準拠すると、大谷はメジャー史上初めて500奪三振100本塁打を達成した選手となる。
大谷はまた500奪三振500安打を達成した史上5人目の選手として、公式サイトに記載された。
しかも388回2/3での達成は、バリー・スポーツによると少なくとも先発投手としてアメリカン・リーグ最速のスピード達成と発表した。
しかしこうした超人的記録にも本人はどこ吹く風。試合後は「6回、7回投げたかったですけど5回までしか投げられないというところ、奪三振よりかそこの方が悔しさが残る」と反省しきりだった。
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文●SPREAD編集部
Shohei Ohtani, 11th, 12th and 13th Ks
Thru 5. 😳 pic.twitter.com/D1jqHljxx7
— Rob Friedman (@PitchingNinja) May 4, 2023