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ニューヨーク・ヤンキースは1日(日本時間2日)、昨季MVPのアーロン・ジャッジが右でん部の張りで、10日間の負傷者リスト(IL)入りしたと発表した。
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■ヘッドスライディングで負傷
4月27日(同28日)にさかのぼって適用される。MLB公式サイトなど米複数メディアが伝えている。ヤンキースは1日(同2日)のクリーブランド・ガーディアンズ戦を2-3で落とし、4連敗。ジャッジが先発を外れてから白星がなく、ア・リーグ東地区で下位に低迷している。
ジャッジは4月26日(同27日)のミネソタ・ツインズ戦で三塁へヘッドスライディングした際に負傷。同戦は最後までプレーしたものの、翌27日(同28日)のテキサス・レンジャーズ戦は4回に退き、右でん部のMRI検査を受けていた。その結果、わずかな負傷が確認され、28日(同29日)のレンジャーズ戦では今季初めてスタメンから外れていた。以降、試合に出場していない。
ヤンキースのアーロン・ブーン監督は「軽症だと分かっているが、リスクを考慮すると、彼が患部をかばってプレーし、結果的にケガを悪化させたり、他の部位に負担をかけて別のケガを負ったりするような状況に置きたくない。それが最も重要なこと」とコメントした。
ジャッジは昨季62本塁打を放ち、ア・リーグ記録を更新。大谷翔平(ロサンゼルス・エンゼルス)とデッドヒートの末、MVPに選出された。今季は26試合に出場し、打率.261、6本塁打、14打点を記録している。
「彼は元気で順調に回復している。ケガ自体は軽微だが、我々は長期的な視点で考えている」と話したブーン監督だが、チームはジャッジ離脱後4連敗。ヤンキースにとっては痛恨のIL入りとなってしまった。
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文●SPREAD編集部