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ボートレース児島「日刊スポーツ杯」(一般戦)は27日、優勝戦が行われた。今節8走中、1着6本、2着2本とオール2連対で圧倒した小野達哉が逃げ切り今年初・当地初Vを決めた。
◆【実際の映像】ボートファンが唸る豪快「まくり」、菅章哉vs.峰竜太の激戦
■小野が注目集まった菅章哉封じる
天候は晴れ、向かい風2mで行われた12R優勝戦、(1)小野達哉・(2)佐々木和伸・(3)佐藤大騎・(4)井本昌也・(5)菅章哉・(6)佐々木完太が名を連ねた。
小野の対抗格としてファンの期待を背負ったのは、ガースーの愛称でお馴染み菅。チルト3度に跳ね、ダッシュからまくり一撃を狙うスタイルで登場。進入は動きがあり、展示では123/456の並びだったが、本番では井本が菅をマークし123/546となった。ST(スタートタイミング)はインから小野がコンマ09のトップS。一方、人気対抗格の菅はコンマ16とやや遅れをとった。1周1Mでは、菅が強力な伸びを活かし強引にまくりに行くが、佐々木、佐藤の壁もあり外へ流れてしまう。その間、インの小野は落ち着いてターンマークを旋回。バックストレッチで先頭に立つと、1周2Mで後続を突き放し、トップ独走状態からVゴールを飾った。
配当は、2連単(1)ー(2)350円 1人気、3連単(1)ー(2)ー(3)1,750円 4人気となった。
小野の次走は、5月1日から行われる住之江・一般戦「2023ラピートカップ」に出走予定。
◆GW唐津特選 峰竜太が通算94回目Vで「3・2・1・アロハ」締め
◆最終レース22時40分締切 近況好調の大山千広、西橋奈未らが出場予定
文●舟橋廉(SPREAD編集部)