【RIZIN】牛久絢太郎、堀口恭司との“強力タッグ”で朝倉未来を迎え撃つ 「練習ではもっと強い人とやっている」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【RIZIN】牛久絢太郎、堀口恭司との“強力タッグ”で朝倉未来を迎え撃つ 「練習ではもっと強い人とやっている」

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【RIZIN】牛久絢太郎、堀口恭司との“強力タッグ”で朝倉未来を迎え撃つ 「練習ではもっと強い人とやっている」
  • 【RIZIN】牛久絢太郎、堀口恭司との“強力タッグ”で朝倉未来を迎え撃つ 「練習ではもっと強い人とやっている」

総合格闘家の牛久絢太郎が17日、東京・足立区のK-Clannで公開練習を行った。29日に開催される「FEDELTA presents RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI」で朝倉未来と対戦する牛久は、1分間のスパーリングと公式インタビューの後、SPREADの単独取材に応じた。

◆牛久絢太郎、朝倉未来の“弱点”は「いくつか見つけている」 完成度高い総合力で勝負

■「試合は集大成。見ている人の力になれたら」

公開取材で試合のテーマを「一つにこだわらず総合で戦う、自分の良さを全部ぶつける」と語った牛久、その根底には「前回のクレベル戦では対策をたてすぎてしまい、自分の良さを出すことができなかった。今回は自分の良さをしっかり出して戦いたい」と前戦での反省があるとした。「総合力で勝負する」とした牛久に対し、朝倉は「打撃戦になる」と試合展開を予想していたが、「(試合展開は)その場の駆け引き。しっかり打撃対策もしているし、打撃にも自信がある」と待ちわびた相手との対戦に腕をぶしている。

牛久といえば、見る者を熱くする“気持ちの強さ”を全面に打ち出したファイトスタイルが持ち味。勝利後には雄叫びを上げる姿も見られるが、「毎回毎回練習に気持ちを入れてるんで、試合はその集大成。気持ちを見ている人に伝えたいですね、(試合を)見た人が次の日『仕事頑張ろう』とか、そんな力になれたら嬉しいです」と謙虚に述べた。

「RIZIN.35」で斎藤裕とのリマッチを制した際の牛久絢太郎(C)RIZIN FF

■試合では朝倉の分析をかいくぐる“読みにくさ”を発揮するか

熱いファイトスタイルとは対照的な“天然さ”も牛久の魅力のひとつ。本人曰く「天然だから悪いところもあれば、いいところもある」とし、日常生活でも「『何考えてるか分からない』とか言われてるんですけど、別に変なことは考えてない。抜けてるだけ」と人のよい笑顔を見せた。

ケージファイトならではの強みを聞くと「四角じゃなくて丸なんで……五角形なんで、僕は組み立てやすいですね」と回答。試合でも意図せず朝倉の分析をかいくぐる“読みにくさ”を発揮するかもしれない。

アメリカでの武者修行では、第7代Bellator世界バンタム級王者の堀口恭司の胸も借りた。

「スパーでも(堀口が朝倉戦を想定して)サウスポー構えにしてくれたり、(練習以外でも)『メシ行こうよ』と外に連れて行ってくれたりすごく優しい方でした。これを見てたら、『ありがとうございます』と伝えたいです」と嬉しそうに語った。なお、朝倉戦についても「アドバイスはもらいました」としている。

にこやかにインタビューに応じた牛久絢太郎 (撮影:SPREAD編集部)

最後に朝倉が公開練習で「俺ほどのレベルの打撃の選手とは初めてやると思う」という発言をしたことについて尋ねると、「試合でということですかね。普段の練習では(朝倉より)全然強い人とやってるので、そこに関しては問題ないと思います」とにこやかに回答。本人も意図していないであろう“煽り”に、試合の展開がさらに気になるファンも多いことだろう。なお、試合の模様は、ABEMA PPVにて配信となっている。

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文●工藤愛梨‌(SPREAD編集部)

《SPREAD》
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