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ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は11日(日本時間12日)、本拠地エンゼル・スタジアムで行われたワシントン・ナショナルズ戦に「3番DH・投手」で先発出場。
7回1安打6奪三振無失点で、勝ち投手の権利を持ってマウンドを降りた。打っては6回終了時点で3打数1安打、自身最長34試合連続出塁をマークした。
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■被安打1と準ノーヒッ投
今季2勝目をかけて投打同時出場した初回、大谷は2四球を献上するもテンポよく投げ込み、前回投打で課題となったピッチクロック違反を取られることなく、いつも通りの投球を披露した。
2回にも四球を与えたものの2三振を奪い無失点に抑えると、3回はこの試合で初の3者凡退に抑える好投。
4回には四球と二塁打で2死二、三塁とピンチを招くも、続くチャビスを内野ゴロに打ち取りピンチを脱した。その裏、大谷の左前打などで打線が繋がり、エンゼルスが先制。
5回は先頭打者を死球で出塁させるも後続3人を10球で仕留め無失点を継続。6回は2奪三振、7回も3人を10球で切ってとった。大谷は、投球数92球(ストライク55球)で、2勝目の権利を持って降板。今季ここまでで防御率0.47と驚異の数字をマークするおまけ付きだ。
打者としては、第2打席で相手先発ジョザイア・グレイのカットボールを左前に運んで自身最長34試合連続出塁をマーク。
試合は6回裏にルーキー捕手・オホッピーが今季4号ソロで大谷を援護、7回終了時点でエンゼルスが2-0でリードしている。
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文●SPREAD編集部
Shohei Ohtani, Frisbee Sweeper with 20 inches of break. 😯 pic.twitter.com/eXo25paYaJ
— Rob Friedman (@PitchingNinja) April 12, 2023