「パーソル パ・リーグ 開幕記者会⾒」が27日オンラインで行われ、パ・リーグ6球団の監督が登場した。
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■3月30日に開幕を迎える
オンラインで行われた同会見では、⼀般社団法⼈⽇本野球機構の井原敦・事務局⻑、パーソルホールディングスの和⽥孝雄代表取締役CEOがそれぞれ挨拶し、同社の新ビジョンCMが公開された。その後、各球団の監督によるトークセッションが行われた。
「今年の一歩目は…」というテーマについて北海道⽇本ハムファイターズの新庄剛志監督は、「今年からプロ野球に参入する新庄です（笑）。このチームは平均年齢が若い。エスコンフィールドもできて若い力で優勝目指していく」と宣言。また、WBCでコーチを務めた千葉ロッテ・マリーンズの吉井理⼈監督は、「今年はWBCで野球の楽しさを多くの人に知ってもらえた。パ・リーグでも楽しい野球、勝つ野球をしたい」と語った。
チームの目標についての意識を問われると、東北楽天ゴールデンイーグルスの⽯井⼀久監督は「どんな苦しい時も笑うことで乗り越えられる。前向きに進んでいきたい」と述べ、福岡ソフトバンク・ホークスの藤本博史監督は「チームとして雰囲気が大事。キャンプから笑いながら、その中で真剣さも。最後にチームとして笑えたら最高」とコメントした。
開幕を前にしたチームの雰囲気について聞かれると、埼⽟⻄武ライオンズの松井稼頭央監督は「いいと思います。僕やスタッフがサポートできるようにしたい」と語り、リーグ3連覇を狙うオリックス・バファローズの中嶋聡監督は「悪くはないけど、特別よくもない」と王者としての余裕を感じさせた。
今季から声出し応援が解禁になるが、新庄監督は「声援が力になる。復活して嬉しい」と喜びを口にし、中嶋監督は「声だしは力になる。ただ野次もくるかもしれない」と、声出し解禁ならではのリスクも指摘した。
WBCでの盛り上がりを経て挑むシーズンについて、吉井監督は「本当に今回のWBCで野球の怖さ、すばらしさを感じた。みんなが楽しめるような野球をしていきたい」と語った。
2023年度のパ・リーグは3月30日に開幕を迎える。
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文●SPREAD編集部
