【Tリーグ】早田ひな、5連覇逃すも「この会場で戦えたことが幸せ」 “盟友”伊藤美誠には「はい上がってくるのが楽しみ」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【Tリーグ】早田ひな、5連覇逃すも「この会場で戦えたことが幸せ」 “盟友”伊藤美誠には「はい上がってくるのが楽しみ」

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【Tリーグ】早田ひな、5連覇逃すも「この会場で戦えたことが幸せ」 “盟友”伊藤美誠には「はい上がってくるのが楽しみ」
  • 【Tリーグ】早田ひな、5連覇逃すも「この会場で戦えたことが幸せ」 “盟友”伊藤美誠には「はい上がってくるのが楽しみ」

ノジマTリーグ 2022-2023シーズン」は26日、代々木第二体育館でプレーオフ女子ファイナルが行われ、木下アビエル神奈川日本生命レッドエルフが対戦。3-2で木下アビエル神奈川が勝利し優勝を果たした。

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■シングルスで平野にストレート勝ち

1番手でダブルスで登場した早田ひなは赤江夏星とのペアで長﨑美柚・張本美和ペア相手に1-2、2番手ではシングルスでも登場し、平野美宇相手に3-0でストレート勝ちした。

早田は試合後の会見で、「5連覇を目指すなかで試合前からどの試合も接戦になるなとわかっていて、今季のレッドエルフはまずセミファイナルに行けたことが奇跡。ファイナルに進出できて、苦しんだ中で進出するという雰囲気を味わうことができたことは本当に良かったなと思います。もちろん試合は負けてしまったんですけど、このチームでやってこの会場の雰囲気で戦えて幸せだったなと思います」とコメント。

大声援が送られ多くのファンが詰めかけた会場に対して、「東京は雨が続いていて、足を運ぶにも苦労する方が会場にはいたと思うので、それでも私たちの試合が見たいとみなさんが試合を観に来てくれたので、その中で試合をすることができるのはとても幸せだと思いました。勝っても負けてもずっと応援してくださるファンの方々のために、私たちはやっていかないといけないなと思いました」と感謝の弁を述べた。

セミファイナル後には今シーズン体調を崩すこともあったと吐露した早田だが、「セミファイナルから休養を取って、やっと全日本の前くらいにトレーニングができて、自分の体に刺激を入れることができたので、そこで100%までの刺激は入れられてないんですけど、30%入れられただけでもこんなに自分のプレーができるんだって、自信を持つことができた。シングルスで勝つことができた」と安堵の表情を浮かべた。

ビクトリーマッチで敗戦した盟友の伊藤美誠に対しては、「最後まで諦めずに頑張ってくれたところは、私としても、日本生命レッドエルフのチームとしても、ファンとしても嬉しいこと。気にすることはないよと話してあげたいです。やっぱり美誠自身が背負ってしまうと思うので、そこは美誠自身で這い上がっていくのを私は楽しみにしている」とおもんばかった。

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文●SPREAD編集部

《SPREAD》
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