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野球世界一を決めるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の第5回大会も運命の日米決戦を残すのみとなった。
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■伝説的日本戦が1-2フィニッシュ
その対決を前にWBC公式サイトが、史上最高の試合TOP10を発表、そのうち2試合に日本戦が選ばれた。
20日(日本時間21日)、日本はメキシコを相手に劇的な逆転サヨナラ勝ちを収めたが、公式サイトはこの試合を史上最高の試合1位に選出した。やはり9回の裏、大谷翔平が先頭打者としてツーベースで出塁、村上宗隆が逆転サヨナラ打を放った劇的さが、一気にナンバー1を決めた形か。
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9回先頭で出塁し、後続を鼓舞する大谷翔平(C)Getty Images
さらに同サイトは、2位に2009年の決勝において延長10回、日本が韓国を破り連覇を果たした試合をランクインさせた。イチローが決勝点を叩き出し、ダルビッシュ有がリリーフとして仁王立ちした試合は、もはや伝説的だろう。
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3位には2017年第2次ラウンドでアメリカがドミニカ共和国を破った試合を選出した。
果たして21日(同22日)のトラウタニ対決は、こうした伝説的な10試合を超越する熱戦となるのか、見守りたい。
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文●SPREAD編集部