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野球の世界一を決めるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は20日(日本時間21日)、準決勝の日本対メキシコの試合が行われている。
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■メキシコ戦球審の講師は侍
日本にとって大事になこの一戦をさばく球審は、MLBのクイン・ウォルコットさん。MLBの球審というと「世紀の誤審」などで、日本人にとって印象がよいものではない。
しかし、ウォルコットさんの審判学校時代、講師を務めたのは現在、プロ野球審判員のスーパーバイザーとなっている平林岳さん。平林さんは2008年、2Aサザンリーグでもウォルコットさんと1シーズンをともした縁もあり、「大事な試合で球審を任される姿を誇りに思います」としている。
侍ジャパン対メキシコをさばく審判は、侍によって育てられた。日本は世界一奪還に向け、正念場となる一戦、そんな審判にも注目し、試合の行方を見守りたい。
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文●SPREAD編集部