
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は17日(日本時間18日)、準々決勝のメキシコ対プエルトリコ戦が行われ、メキシコが5ー4で競り勝ち、準決勝へ駒を進めた。メキシコは20日(同21日)、侍ジャパンとの決戦に挑む。
◆侍ジャパン、準決勝でプールC首位のメキシコと激突 難敵プエルトリコに4点差逆転でベスト4入り
■大谷は2戦続けて同僚対決か
日本は準々決勝のイタリア戦で大谷翔平が先発、ダルビッシュ有も投入済なだけに準決勝の先発は佐々木朗希か山本由伸と見込まれる。イタリア戦同様に、状況によっては先発が佐々木、第2先発が山本という起用法も想定されよう。
一方、メキシコ代表のベンハミン・ヒル監督はロサンゼルス・エンゼルス、パトリック・サンドバルの先発を示唆。この日のプエルトリコ戦でも温存した。サンドバルはプールCのアメリカ戦で先発、3回を投げ1失点と、勝利の立役者のひとりとなっており、ヒル監督も算段を立てやすいと思われる。
DHでの出場が見込まれる大谷は打者として対峙する運びとなるだけに、イタリア戦のデビッド・フレッチャーに続いてエンゼルスの同僚対決も見どころのひとつだろう。
果たして準決勝は、サンドバル対佐々木の投げあいからスタートするのか、負ければ敗退のサドンデス・サバイバルながら、楽しみが募るばかりだ。
◆ジャーニー『セパレイト・ウェイズ』をテーマ曲に使い続けるTBSの英語ボケ
◆年俸254億円軍団ドミニカ共和国敗退の衝撃 侍ジャパンは大丈夫か…
◆準々決勝以降、優勝候補ランキング筆頭に名乗り出たのはこの代表チーム 侍ジャパンに高評価
文●SPREAD編集部