【プロ野球】「ベイスターズ以上のチームない」とサイ・ヤング賞右腕トレバー・バウアーが抱負 三浦大輔監督も「現役バリバリ」と興奮 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【プロ野球】「ベイスターズ以上のチームない」とサイ・ヤング賞右腕トレバー・バウアーが抱負 三浦大輔監督も「現役バリバリ」と興奮

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【プロ野球】「ベイスターズ以上のチームない」とサイ・ヤング賞右腕トレバー・バウアーが抱負 三浦大輔監督も「現役バリバリ」と興奮
  • 【プロ野球】「ベイスターズ以上のチームない」とサイ・ヤング賞右腕トレバー・バウアーが抱負 三浦大輔監督も「現役バリバリ」と興奮

横浜DeNAベイスターズは14日、前ロサンゼルス・ドジャースのトレバー・バウアーを獲得したと発表した。

2020年シーズンにサイ・ヤング賞を受賞した豪腕の電撃加入を日米メディアが大きく報じている。出来高含めて総額300万ドル(約4億円)の1年契約で、今月下旬の来日が予定されているという。

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■「現役バリバリが横浜に来る」

ワールド・ベースボール・クラシックWBC)に沸く日本に“超大物”が上陸する。

DeNAに加わることが決まった32歳のバウアーは、メジャー通算83勝を挙げている右腕。2桁勝利を5度達成し、シンシナティ・レッズ時代の2020年にはサイ・ヤング賞を獲得している。

25年ぶりの日本一を目指すチームも加入を歓迎。三浦大輔監督は「世界中の反応もすごいと思う。ランディ・ジョンソンとかロジャー・クレメンスとか、(そのレベルの)現役バリバリが横浜に来る。大きな戦力が加わった」と興奮を隠し切れない様子だった。

バウアーはドジャース時代の21年6月、知人女性に対するDV(ドメスティック・バイオレンス)疑惑が浮上。22年にMLBから194試合の出場停止処分を受けたが、23年シーズンの復帰が可能となっており、今年1月にドジャースをフリーエージェントFA)となった。ただ、ここまでメジャーでは獲得を希望する球団はなく、無所属となっていた。

報道によると、DeNAは獲得に当たって情報の精査・確認を実施。本人や代理人とも面接を行った上で、「問題なし」との結論に至ったようだ。

■「日本でプレーすることは夢」

米メディアも今回の電撃移籍に反応。「記録的な出場停止処分を受けたトレバー・バウアーがMLBではなく日本で復帰」(ウォール・ストリート・ジャーナル)、「元ドジャース投手トレバー・バウアーが日本の球団と契約」(ロサンゼルス・タイムズ)などの見出しを掲げ、速報。

DV疑惑の流れや過去の実績を掲載したほか、ドジャースと結んだ当初の契約が2023年までだったため、球団には今季の年俸2250万ドル(約30億円)をバウアーに支払う責任が残っていることなどを指摘した。

バウアーは球団を通じて「今シーズン、ベイスターズでプレーができることになり、非常に興奮しています。日本プロ野球界でプレーをすることは私の夢であり、その夢をファンの皆さんの前でお見せすることができる球団として、ベイスターズ以上のチームはないと思っています。素晴らしいチームの一員となり、一緒に優勝を目指すことができる機会をいただいて、とてもうれしく感じています。選手、そしてファンの皆さんに会いたい気持ちで既に待ち遠しいです。横浜の街で会えることを楽しみにしています」とコメント。

これに対して、ファンもSNS上で「まじで来るのか」「横浜優勝」「レベチ」「早く見たい」「ユニフォーム予約した」など歓喜の声があがった。

メジャー屈指の右腕が、今後訪れるであろう“WBCロス”、“大谷ロス”を埋めるかもしれない。

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文●SPREAD編集部

《SPREAD》
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