【WBC】優勝候補筆頭ドミニカ共和国が本気モードで初勝利 ダルビッシュのチームメート、ソトとマチャドがアベック弾  | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【WBC】優勝候補筆頭ドミニカ共和国が本気モードで初勝利 ダルビッシュのチームメート、ソトとマチャドがアベック弾 

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【WBC】優勝候補筆頭ドミニカ共和国が本気モードで初勝利 ダルビッシュのチームメート、ソトとマチャドがアベック弾 
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ワールド・ベースボール・クラシックWBC)の1次リーグD組は13日(日本時間14日)、米フロリダ州マイアミで優勝候補ドミニカ共和国とニカラグアが対戦。フアン・ソトマニー・マチャドのサンディエゴ・パドレス勢に本塁打が飛び出し、ドミニカ共和国が6-1で勝利した。今大会初勝利を挙げたドミニカ共和国は1勝1敗となった。

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■ソト「代表のためなら何でもする」

優勝候補筆頭が目覚めた。初戦はベネズエラに1-5で敗れたドミニカ共和国だったが、この日は12安打を浴びせて、快勝。今大会初勝利を挙げた。

ベネズエラ戦は先発したサイ・ヤング賞右腕サンディ・アルカンタラが打ち込まれ、打線も散発の6安打1得点に終わる低調ぶり。その嫌な流れを払拭すべく、ロドニー・リナレス監督はこの日、打順変更に着手。初戦は2番だったソトを1番に、5番に入っていたラファエル・ディバースを4番に、6番のワンダー・フランコを7番に下げるなどテコ入れすると、これが奏功。特に1番ソトは本塁打を含む4打数2安打1打点と大暴れし、チームに勝利を呼び込んだ。

ソトはこれまでメジャーで1番を打った経験がほとんどなく、試合後には「リードオフ(1番)は好きではない」と冗談交じりにコメント。それでも「代表チームのためなら何でもするよ。このユニフォームを着るたびに、国を代表していることに喜びを感じるんだ」とし、チームファーストの思いを口にした。

ソトの活躍に触発されたのが、パドレスのチームメートでもある3番マチャド。初戦は4打数無安打で、この日も3打席目まで凡退。快音が響かない中、迎えた第4打席でついに捉えた。ホアキン・アクーニャが投じた88マイル(約141キロ)の速球を右翼席へ運び、大会初安打を本塁打で飾った。続く第5打席でも二塁打を放ち、主砲の調子がいよいよ上がってきた。

■マチャドは「信じられない環境」

マチャドは試合後、「WBCで本塁打を打つのは楽しいよ。今日の環境は信じられないほどだった。この2日間、ファンはエネルギーをもたらしてくれた。ホームの観衆の前でプレーできるのは最高だ」とし、出身地マイアミでの試合を喜ぶとともに、詰め掛けた3万1696人の声援に感謝した。

投打とも優勝候補筆頭と呼ぶにふさわしい陣容となっているドミニカ共和国だが、まさかの黒星スタートとなり、負けられない戦いが続く。残るイスラエル、プエルトリコとの試合に向けてマチャドは「素晴らしい試合になるだろうが、2試合とも勝たなければならない。まずはイスラエル戦だ。次も今日と同じようにプレーするつもりだ」と力を込めた。2度目のWBC制覇へ、優勝候補筆頭がついに本気モード、いよいよエンジンがかかってきたようだ。

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文●SPREAD編集部

《SPREAD》
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