女子ゴルフは2日、「ダイキン・オーキッド・レディスゴルフトーナメント」が開幕。すでに引退を表明している元賞金女王のイ・ボミが最後のシーズンに挑む。
イは2月27日に所属事務所を通し引退を表明、同28日には引退会見を行ったばかり。
◆【実際の映像】イ・ボミ、引退理由を吐露「ずっと努力しなきゃいけない、しんどかった」
■元賞金女王「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」が最後
イは2010年に韓国ツアー賞金女王となり11年から日本ツアーに参戦。国内ツアー通算21勝、2年連続賞金女王と成績を残した。
引退発表に際し「私は今年、日本ツアー最後のシーズンを過ごそうとしています。」とコメント。スポンサー、スタッフ、ファン、JLPGA選手への感謝を伝え「本当にたくさんの愛をくださってとても幸せでした。」とつづった。
■「賞金女王を2回獲った後、目標がなかった」
また会見では「賞金女王を2回獲った後、目標がなかった」と語った。2015、16年賞金女王となり、18年頃からショットやスイングも悩みが出て成績不振に陥ったという。
1日には自身のYouTubeを開設し引退報告をファンに向けて発信。2018年頃から「完璧にならないとだめ。とプレッシャーが強くなり、良いショットを打っても満足できなくて全部がダメになった。ずっと努力しなきゃいけない、しんどかった」と話した。
今季優勝で引退撤回があるかというインタビュアーの質問で、「優勝をしたいので、優勝をした後にその質問をしてほしい」と伝えた。家族の反応を聞かれると、「子どもがいないので」と話した。
引退までの出場予定は「アクサレディース」「アース・モンダミンカップ」「NOBUTA GROUPマスターズGCレディース」と4つだ。
残り少ない試合を後悔のないように。「スマイル・キャンディー」らしいプレーで日韓ファンを魅了し国内女子ツアーを盛り上げてほしい。
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文●SPREAD編集部
