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ドイツ・ブンデスリーガは27日から29日にかけて各地で第18節が行われた。元日本代表主将の長谷部誠と日本代表MF鎌田大地が所属するアイントラハト・フランクフルトは首位バイエルン・ミュンヘンとアウェーで対戦し1-1と引き分け、6位に後退した。
◆【実際の映像】“レジェンド”長谷部誠がバイエルン相手に奮闘 鎌田大地は同点アシスト
■3バックの一角で3カ月ぶりの実戦復帰
長谷部は3バックの一角で先発し3カ月ぶりの実戦復帰を果たすとともに、フランクフルトのフィールドプレーヤーとしてブンデスリーガ最年長出場記録(39歳と10日)を樹立した。
負傷による長期離脱で昨年10月12日の欧州チャンピオンズ・リーグ以来の出場となったものの、フル出場で記録を打ち立てた長谷部にドイツのメディアも惜しみない称賛を送っている。
地元紙『Frankfurter Rundshau』は、「圧倒的なコロ(ムアニ)、不滅のハセ」との見出しでパフォーマンス採点を掲載。長谷部はコロ・ムアニとともにチームトップとなる「貢献」の評価を受け、寸評では「再びベテランが帰って来た。今年になって初めての出場だったが、当然ながらまるで離脱していなかったかのようなプレーをしていた。試合を別のレベルに引き上げると、落ち着きと円熟味を出しながらも競り合いでは変わらぬ強さだった。これまでどの監督も(このチームに就任するたびに)他の選手を起用しようとするのはどうしてなのか、説明がつかない。(結局、長谷部の起用に回帰し)39歳でアイントラハトの歴史において最年長フィールドプレーヤーとなった。また一つ記録を作った。彼はそれに値する」と、離脱前と変わらぬパフォーマンスを発揮したことを称えた。
また、大衆紙『Bild』も「アイントラハト、スーパーベテランを祝う」との見出しで長谷部の偉業を詳報。
「ミュンヘンで日本人選手が39歳と10日にして驚きの先発出場。バイエルン相手にも、いつも通りびくともしない安定感を持つ守備陣のボスだった。これはオリバー・グラスナー監督のクレバーな作戦。優勝回数最多チームを相手にする厳しい試合で、ピッチに最大限の経験値を送り込みたかったのだ。グラスナー監督は『チーム全体が誠の経験をプラスにしている。彼はこのレベルの試合をたくさん経験しており、もう不安を感じたりすることもないからね』と語った」
最強チームに挑むにあたり、指揮官が長谷部の経験とどんな相手にも動じない強さに絶大な信頼を置いて先発抜擢したことを伝えていた。
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文●SPREAD編集部
【ハイライト】
/#長谷部誠 が先発❗️ #鎌田大地 が途中出場からアシスト❗️
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