第74回阪神ジュベナイルF（GI、芝1600m）の枠順が9日、JRAより発表された。
アルテミスSをデビューから2連勝で制したラヴェルは8枠18番、同2着も新馬でJRA史上最速タイの上がりを繰り出したリバティアイランドは5枠9番、オープンクラスである前走・もみじSを圧勝したウンブライルは8枠17番、札幌2歳Sを制したドゥーラは8枠16番に入った。
ここでは過去10年データから、予想のヒントになる「枠順傾向」を分析していく。
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■5枠は条件合致で馬券内率100％
上位人気が予想されるリバティアイランドが入った5枠は【1.3.2.14】勝率5.0％、連対率20.0％、複勝率30.0％となっている。昨年も3番人気サークルオブライフが優勝している。同枠での3番人気以上の成績は【1.2.1.0】勝率25.0％、連対率75.0％、複勝率100.0％となっているだけ追い風になりそうだ。
［阪神ジュベナイルフィリーズ］過去10年の枠順傾向
また、鬼門といえる8枠に人気が予想されるドゥーラ、ウンブライル、ラヴェルが入った。3番人気以上でも【0.1.0.6】勝利0.0％、連対率・複勝率14.3％と勝てていない。唯一の優勝が2014年の5番人気ショウナンアデラだった。昨年も1番人気のナミュールは4着、2020年は3番人気メイケイエールが4着、19年は1番人気リアアメリアが6着と人気を集めた馬が入ったが、ここ3年連続して馬券に絡めていない。
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文●SPREAD編集部
