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フリーエージェント(FA)となったニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ジャッジが、ついにサンフランシスコ入りした。MLBネットワークのジョン・モロシ記者が「アーロン・ジャッジがサンフランシスコに到着。今週中にサンフランシスコ・ジャイアンツと会談する予定」とつづり、空港に着いたジャッジの動画とともに投稿した。
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■ヤンキースにとって脅威
FA市場における最大の注目選手がついに動いた。モロシ記者が「今週中にジャイアンツと会談する予定」とツイートすると、MLB公式サイトのマイク・フィーンサンド記者は「アーロン・ジャッジは22日(日本時間23日)にジャイアンツと面談する。サンフランシスコはジャッジの争奪戦においてヤンキースの最も脅威の一つになると予想されている」とつづり、具体的な日程を明かした。
モロシ記者がアップした動画では「サンフランシスコで何をするのか」と聞かれたジャッジは、「家族や友人を訪ねている、そんなところだ」と返答。「ベイエリア滞在中に何か楽しい予定があるのか」との問いには、「何かあるさ。きっと良いことが」と笑顔を見せた。
■ストーブリーグ一気に過熱
フィーンサンド記者はMLB公式サイトで「ジャイアンツはヤンキース以外で今オフにジャッジと面会した最初のチームになるが、今後はロサンゼルス・ドジャースも参戦するとみられている。ジャッジはサンフランシスコから約100マイル東にあるリンデン(カリフォルニア州)で育ったため、ジャイアンツと契約すれば、30歳の彼にとって一種の里帰りを意味する」と記した。
ジャッジは今季開幕前、ヤンキースから提示された7年総額2億1350万ドル(約298億9000万円)の契約延長オファーを拒否し、今オフにFAとなった。ただ、すでにヤンキースから新たな条件提示を受けている模様で、ジャッジは少なくとも8年契約で平均年俸は4000万ドル(約56億7900万円)程度を求めていると言われている。
FA市場の超大物がついに動き出し、ストーブリーグがさらに熱を帯びそうだ。
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文●SPREAD編集部