【今週の決戦】2年連続同一カードの日本シリーズ 投手四冠・山本由伸のリベンジか、三冠王・村上宗隆の返り討ちか | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【今週の決戦】2年連続同一カードの日本シリーズ 投手四冠・山本由伸のリベンジか、三冠王・村上宗隆の返り討ちか

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【今週の決戦】2年連続同一カードの日本シリーズ 投手四冠・山本由伸のリベンジか、三冠王・村上宗隆の返り討ちか
  • 【今週の決戦】2年連続同一カードの日本シリーズ 投手四冠・山本由伸のリベンジか、三冠王・村上宗隆の返り討ちか

いよいよ始まる2022年の日本シリーズは、前年の日本一・東京ヤクルト・スワローズ対2年連続パ・リーグ王者のオリックス・バファローズ。2年連続で同じ顔合わせとなった“最高峰決戦”で、やはり最も注目されるのが「3冠の4番 vs. 4冠のエース」の“7冠対決”だ。

◆【プロ野球/日本シリーズ】背水の陣オリックスはエース・山本由伸が先発 ヤクルトは復調“アベック弾”の山田・村上がキーマン

■合わせて“7冠”、最強の「ほこ×たて」対決に注目

ヤクルト不動の4番は、村上宗隆

高卒5年目の今季、打率.318、56本塁打、134打点と圧巻の成績を残して史上最年少での三冠王を獲得。レギュラーシーズン最終戦で日本人最多本塁打となる56号アーチを放つと、CSファイナルステージでは9打数3安打1本塁打。気迫のヘッドスライディングも披露した。

昨年の日本シリーズでは第1戦で4打数2安打(1本塁打)2打点、第5戦で4打数2安打(1本塁打)1打点も、シリーズ通算では打率.217(23打数5安打)、2本塁打、3打点と“今ひとつ”だった。だが、今季交流戦でのオリックス戦は3試合で本塁打はないものの打率.500(10打数5安打)、打点1をマーク。三冠王の看板を背負って臨む今年の日本シリーズでは、心技体を整えて“村神様”たる活躍を見せたい。

対するオリックスの絶対エースは、山本由伸

高卒6年目の今季、6月18日の西武戦でノーヒットノーランを達成すると、8月以降の後半戦は9試合で5勝負けなしの防御率1.43。今季通算で15勝(5敗)、防御率1.68、205奪三振、勝率.750の圧倒的な成績を残し、2年連続で投手4冠を獲得した。

さらにCSファイナルステージでも第1戦に先発してソフトバンク打線を8回5安打10奪三振で無失点に抑える快投を演じ、状態は万全だ。

昨年の日本シリーズでは、第1戦(6回5安打9奪三振1失点)と第6戦(9回6安打11奪三振1失点)に先発。第1戦では9回裏にチームが逆転サヨナラ勝ちを収めるも、第6戦は好投虚しく延長12回の末に敗れ胴上げを許した。今年は自らの手で勝利を掴み取りたい。

両雄の今季交流戦での対決はなし。昨年の日本シリーズでは7打数1安打4奪三振と、山本が村上を抑え込んだ。まずは神宮球場が舞台の第1戦での激突が濃厚。山本の豪速球が村上をねじ伏せるのか。それとも進化した村上の打棒で山本を打ち砕くのするのか。両者合わせて“7冠”対決は、まさに日本最高峰の舞台に相応しい究極の戦いだ。

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記事提供:ベースボール・タイムズデータ提供:野球DB

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