【秋華賞／馬場情報】阪神芝は“やや硬め”寄り　前年同様に「外枠＋差し」がキーワード

第27回秋華賞（GI、芝2000m）が行われる阪神競馬場の馬場情報が16日、JRAより発表された。

阪神は芝、ダートともに「良」。芝のクッション値「9.5／標準」は前年「8.1／標準」と比較して“やや硬め”寄りで計測された。

■土曜阪神芝は「外差し」決着

前週は雨の影響を受けた阪神だが、今週は好天に恵まれ、馬場コンディションは良好。秋華賞と同じ阪神芝2000mで施行された、土曜阪神10R能勢特別・2勝クラス（ダノンドリーマー）の勝ち時計2分00秒7は、前年同条件の北國新聞杯・2勝クラス（リノキアナ）の勝ち時計2分00秒1と遜色ないタイムだった。

土曜阪神芝は5鞍行われ、このうち内回りコースは2鞍。阪神8R・3歳上2勝クラスは芝1400mということもあり、ジュノーが逃げ切ったが、2着には12頭立て4角6番手のメイショウドウドウが大外から追い込んだ。

前述の阪神10R能勢特別・2勝クラスは逃げるジュタロウを、7頭立て4角5番手からダノンドリーマーがゴール前で差し切り。2着に4角6番手のピノクルが外から急追するなど、阪神芝は「外差し」が目を引く。

前年の秋華賞は逃げる3枠エイシンヒテン、インから抜け出しを図った5枠アンドヴァラナウトを外から6枠アカイトリノムスメが差し切り、2着には4角10番手から追い込んだ7枠ファインルージュで決着した。今年も同様に「外枠」と「差し」がキーワードとなりそうだ。

含水率┗ゴール前＝芝9.4％｜ダ5.0％┗4コーナー＝芝10.0％｜ダ4.9％芝のクッション値＝9.5［標準］

含水率┗ゴール前＝芝9.7％｜ダ6.5％┗4コーナー＝芝9.7％｜ダ6.8％芝のクッション値＝9.6［標準］

含水率┗ゴール前＝芝11.6％｜ダ7.4％┗4コーナー＝芝12.8％｜ダ8.0％芝のクッション値＝8.1［標準］

文●SPREAD編集部