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ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は5日(日本時間6日)、敵地で行われたオークランド・アスレチックス戦に「3番DH・投手」で先発。1安打6奪三振1失点と好投、この日は5回を終えマウンドを譲った。
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■22試合ぶりの35号に期待
今季28度目の“リアル二刀流”出場を果たした大谷が2022年最終登板で快投を披露した。
初回はトニー・ケンプを見逃し三振に打ち取るなど三者凡退で、シーズンの規定投球回「162」に到達。1900年以降では史上初となる規定打席との“ダブル規定”を達成した。
その後もスライダー、ツーシームなどの変化球にフォーシームを織り交ぜ、安定した制球力でアスレチックス打線を翻弄すると、4回までに4三振を奪う投球でパーフェクト投球を続ける。
しかし、5回には四球と二塁打でこの試合初めてのランナーを背負うと、コナー・カペルに犠牲フライを打たれ先制点を許した。その後マメの影響か右手を気にする仕草も見せた大谷は、この回を投げ終えたところでマウンドを降りた。
大谷は5回69球(ストライク46球)を投げ、1安打6奪三振1四球1失点。最速は99.6マイル(約160キロ)のピッチングだった。キャリアハイの16勝目はならなかったものの、指名打者として出場を続けており、22試合ぶりの35号に期待がかかる。
試合は5回終了時点、0-1でアスレチックスにリードを許している。
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文●SPREAD編集部