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ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は25日(日本時間26日)、敵地でのミネソタ・ツインズ戦に「3番DH」でスタメン出場。大谷は第1打席、カウント2-2からの6球目をセンターに打ち返すと、二塁にいたマイク・トラウトがセンターの悪送球でホームに生還。チームの先制点をもたらした。大谷は9回の第5打席にもタイムリー安打を放ち、この日5打数2安打1打点をマーク。試合も、序盤からリードしていたエンゼルスが9回に一挙5得点を挙げ、10-3でツインズに大勝した。
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■11試合連続安打、その驚異的な数字
大谷は初回のヒットで11試合連続安打と自己最長記録を伸ばした。この間、大谷は驚異的な数字を残しているとエンゼルスのマット・バーチ球団広報が「ショーヘイ・オオタニがキャリアタイに並ぶ11試合連続安打を達成。この間、彼の打率は.361、防御率は1.50だ」とツイート。
この投稿には、「ゲームのような数字だ」、「彼にはMVPと書いてある」などのファンからのコメントが寄せられたほか、野球コラムニストのマイク・ウィルナー氏がハッシュタグをつけ「#MVP」と反応、『MLB.com』のレット・ボリンジャー記者がリツイートするなど、メディア関係者の間でも注目を集めた。
■トラウタニのコンビ技にメディアも興奮
また大谷とトラウト「トラウタニ」のコンビネーションも話題に。今日の大谷はそのバットで2度得点を挙げている。初回は相手の悪送球で先制点を、9回には三遊間を破る左前安打で打点を挙げた。そして、そのホームを踏んだのは、どちらも二塁打で出塁していたトラウトだった。
元『ジ・アスレチック』のブレント・マグワイア記者は初回に「トラウトのエンタイトル二塁打(打球速度107.7マイル/約172キロ)とオオタニの安打で(トラウトを)ホームに返し、エンゼルスが先制した」と投稿すると、「9回、トラウトの二塁打とオオタニの安打でまたも(トラウトを)ホームに返した。これで6-3だ」とリプレー映像のようだと実況。
『バリー・スポーツ・ウェスト』は、トラウトと大谷を握手マークで結びそのコンビを紹介。アベック弾だけではない、ダブルMVP選手の息のあったコンビ技での快勝にメディアも興奮気味だった。
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文●澤 良憲(Yoshi Sawa)