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再び上位3チームがゲーム差なしとなった大混戦のパ・リーグでは、貯金2の4位・東北楽天ゴールデンイーグルスと貯金7の3位オリックス・バファローズが対戦。その差2.5ゲームで楽天生命パークで戦う2連戦、12日の第1戦での“先発10歳差対決”に注目したい。
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■両投手の対決は今季3度目
楽天の先発は則本昂大。
1990年12月17日生まれの31歳右腕は今季、18試合に先発して7勝8敗、防御率3.81。6月を終えた時点では6勝2敗、防御率2.38の好成績を収めていたが、7月以降は調子を崩して7試合で1勝6敗と黒星ばかりが積み重なった。前回登板翌日の8月31日に登録抹消となり、中12日で復活をかけたマウンドに上る。
一方、オリックスの先発は宮城大弥。
2001年8月25日生まれの21歳左腕は今季、21試合で10勝6敗、防御率3.07。開幕から好不調の波が激しかったが、8月11日の楽天戦で8回2安打1失点の好投を演じて以降は絶好調で現在4連勝中。前回9月4日のロッテ戦で2ケタ10勝目を挙げ、中7日で自身5連勝をかけたマウンドに上る。
この10歳差の両者の直接対決は今季3度目。
1度目の5月22日(楽天生命パーク)はオリックスが6対1で勝利して宮城が白星(宮城:6回5安打1失点、則本:6回8安打6失点)をマーク。2度目、6月28日(ほっと神戸)は楽天が4対2で勝利して則本が白星(則本:7回1/3を9安打1失点、宮城:6回2/3を7安打2失点)を挙げた。3度目の投げ合いとなる今回はどうなるか。
パ・リーグの優勝争いの行方さえも左右する対決になる。
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記事提供:ベースボール・タイムズデータ提供:野球DB