【K-1】武尊が返上したベルトは誰の手に… レオナ、玖村将史、和島大海も参戦“NEXT K-1”目指す次世代スターら勢ぞろい | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【K-1】武尊が返上したベルトは誰の手に… レオナ、玖村将史、和島大海も参戦“NEXT K-1”目指す次世代スターら勢ぞろい

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【K-1】武尊が返上したベルトは誰の手に… レオナ、玖村将史、和島大海も参戦“NEXT K-1”目指す次世代スターら勢ぞろい
  • 【K-1】武尊が返上したベルトは誰の手に… レオナ、玖村将史、和島大海も参戦“NEXT K-1”目指す次世代スターら勢ぞろい

K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~よこはまつり~」が11日、横浜アリーナにて開催される。

今大会は豪華カードが目白押し。「THE MATCH 2022」出場選手5人が海外の強豪選手らと激突するほか、「スーパー・ライト級タイトルマッチ」も開催される。中でも注目は、「第5代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント」。第4代王者である武尊が休養発表とともに返上したベルトを懸け、8人制のワンデー・トーナメントが行われる。出場選手それぞれが“NEXT K-1”となるべくしのぎを削る、ひと際アツい大会になりそうだ。

◆【Trailer】大会テーマは「WHO IS K-1 NEXT?」武尊に続く“NEXT K-1”目指す次世代スター候補が勢ぞろい! レオナ「ベルトが欲しい」朝久「世界で1番強い自信がある」

■THE MATCH出場選手らが挑む頂

「THE MATCH」出場選手からは、金子晃大玖村将史シナ・カリミアン和島大海レオナ・ペタスが参戦。

25歳にして、第3代K-1スーパー・バンタム級王者に君臨する“ゴールデンボーイ”金子は、今回が初の国際戦。金子同様パンチが主体で積極的に攻め込むジョーダン・スウィントン(英国)との打ち合いには「チャンピオンらしい試合を見せる」と気合十分だ。

玖村兄弟の弟・将史は、ムエタイ6冠王の超強豪コンペット・シットサラワットスア(タイ)との対戦にも「世界最強を目指している。今の自分の実力を試したい」「強豪相手だからこそ1Rから速攻で倒しに行きます」と自信をみなぎらせる。

カリミアンは「THE MATCH」の山下力也戦を含む直近2試合で1階級上の100キロ以下の階級で戦っているが、今回はさらに階級が上の「無差別級」での対戦。「重量級の3階級制覇も受けて立つ」と豪語しているだけに、今後を占う一戦に注目だ。

スーパー・ウェルター級王者・和島は、直近5連勝(4KO)。世界トップレベルの打撃力を誇る4冠王メレティス・カコウバヴァス(ギリシャ)を迎え撃つ。「いきなり強すぎませんかね」と一発を警戒する和島だが世界とのレベルを測る大事な対戦で、K-1を代表する選手であると証明することができるか。

■レオナも参戦、“NEXT武尊”を決める王座決定戦

そして見逃せないのが、「第5代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント」だ。1回戦は「大岩龍矢 vs. アダム・ブアフフ(モロッコ)」「レオナ・ペタス vs. アヤブ・セギリ(スペイン)」「朝久裕貴 vs. ナックロップ・フェアテックス(タイ)」「横山朋哉 vs. スタウロス・エグザコスティディス(ギリシャ)」が行われる。

第1試合に出場する武尊の親友・大岩は、「武尊の思いを引き継ぎベルトを巻きたい」と必勝を期す。武尊自身も「何が何でも死ぬ気でベルトを獲ってほしい」と大岩の背中を押す。対するブアフフは19戦19勝無敗の3冠王。2020年には武尊とのタイトルマッチも組まれたがコロナの影響で幻となった。ベルトを奪取し、武尊に再び挑みたいと燃えている。

第2試合には、全員に圧勝宣言している“石の拳”レオナが参戦。階級転向を視野に「THE MATCH」では階級差のある中村寛と対戦するも敗戦。今回は元の階級での再起戦となる。世紀の一戦後には「(武尊を)すごい尊敬している」と胸中を語り、当のライバル・武尊からは「後のK-1を頼んだよ」と団体の今後を託された。対戦相手の二冠王アヤブ・セギリらに打ち勝ち、レオナ・ペタスの集大成を見せられるか。

第3試合は、朝久兄弟の兄・裕貴が激闘派のムエタイ選手、ナックロップと対戦。父親が館長を務める朝久道場で培った空手を武器に、今トーナメントの優勝候補にも名を連ねる。「世界で一番強い自信がある。優勝前提で、みなさんのイメージを超えたい」と豪語する裕貴。優勝して、第5代K-1 WORLD GPライト級王者の弟・泰央と並び、K-1史上初の兄弟同時王者の誕生なるか。

第4試合では「最高の下剋上。すべてを奪いに行く」と野心を燃やす横山が参戦。ここまでの戦績は15戦12勝(6KO)。これまでベルトのかかる大事な試合をものにできていなかったが、実力は本物。「これからのK-1を引っ張る存在になる」と明言する横山の初戦の対戦相手はK-1ではすでにお馴染みのスタウロス。横山は下馬評を覆し1日3試合という過酷なトーナメントで、王座戴冠を目指す。

それぞれが並々ならぬ覚悟と思いを抱えて臨む一戦だけに、誰が勝ち進み、王座を掴み取ることができるのか見届けたい。

「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN ~よこはまつり~」は11日12時30分より、「ABEMA格闘チャンネル」にて全試合生中継される。

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文●SPREAD編集部

《SPREAD》
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