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シカゴ・カブスの鈴木誠也は9日(日本時間10日)、本拠地リグレー・フィールドで行われたワシントン・ナショナルズ戦に「4番・右翼」で先発出場。2回第1打席、先発パオロ・エスピーノが投じた2球目のスライダーを強振、左翼スタンドの中段に飛び込む豪快同点9号ソロを放った。
◆【実際の映像】鈴木誠也、母校甲子園初戦突破を祝福する11試合ぶり同点ソロ9号
■直近15試合打率.133から逆襲へ
ナショナルズに1点を先制され迎えた最初の打席だった。エスピーノの投じた1球目は88.5マイルのストレートが低めに外れボール。そして2球目のやや高めに浮いた75.3マイルのスライダーを見事に取られた。
高く舞い上がった打球は、ちょうど鈴木が大きく表示されたリグレー・フィールドの左中間に設けられた巨大スクリーンのわずか手前、満員のスタンドに飛び込んだ。同点弾にもちろん地元ファンは大熱狂だった。
打球速度103.6マイル(約167キロ)、飛距離387フィート(約118メートル)、角度30度だった。
鈴木の母校・二松学舎大付属高校は前日、甲子園で初戦を突破。奇しくも、祝砲をプレゼントする形となった。
鈴木は直近15試合で60打数8安打19三振、打率.133と調子を落としていた。さて、8月の逆襲への一発となるか。
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文●SPREAD編集部
Hello, Seiya.
Goodbye, baseball. pic.twitter.com/RNVnyxct9K
— Chicago Cubs (@Cubs) August 10, 2022