
ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は6日(日本時間7日)、敵地でのマイアミ・マーリンズ戦に「3番DH・投手」で先発出場。5回の第3打席に勝ち越しとなる2点タイムリーを放ち、投げては7回2安打10奪三振3四球1失点の投球で、8勝目の権利を得て降板した。
◆【実際の映像】「連敗ストッパー」大谷初平、メジャー通算300打点となる勝ち越しの2点タイムリー
■28歳初“二刀流”で投打に躍動
前日に誕生日を迎え28歳初登板となった大谷。自身5連勝となる8勝目をかけて上がった試合で、投打にわたり輝きを放つ。
大谷は初回味方のエラーもあり無死二、三塁のピンチを迎えると、3番のギャレット・クーパーにライトへの犠牲フライを打たれる。6月9日(同10日)のボストン・レッドソックス戦から続いていた連続無失点が21回2/3でストップし、球団記録の23回1/3には届かなかった。
しかし、尻上がりに調子を上げる大谷は3回、4回と三者凡退に打ち取るなど、切れの良い変化球中心の組み立てで持ち直す。5回以降もテンポの良い投球でマーリンズ打線を封じ込め、3回から13人連続アウトを奪うなど試合を制圧する。7回にはこの試合10個目の三振を奪い3試合連続の2桁奪三振を達成した。
打っては5回の第3打席二死満塁から相手先発トレバー・ロジャースのフォーシームを捉え、レフトに勝ち越しとなる2点タイムリー。メジャー通算300打点となる一打で試合をひっくり返し、一塁上ではガッツポーズを見せた。
大谷は7回を投げ、10奪三振、1失点。100球(ストライク64球)を投げ最速は100.9マイル(約162キロ)、防御率は2.44となった。打っては7回まで3打数1安打2打点1四球で打率.260。
試合は7回終了時点でエンゼルスが5-1とリードしている。
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文・SPREAD編集部
Shohei retired 6 straight batters and just knocked in 2 to give the Halos a lead□#GoHalos | @Angels pic.twitter.com/65Z89MM7ba
— Bally Sports West (@BallySportWest) July 7, 2022