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ニューヨーク・ヤンキースは22日(日本時間23日)、2001年に引退したポール・オニール氏の背番号「21」を永久欠番にすると発表した。1993年からヤンキースでプレーしている同氏は、在籍9年間で4度のワールドシリーズ制覇に貢献し、94年には首位打者のタイトルも獲得した。
8月21日(日本時間22日)に本拠地ヤンキー・スタジアムで行われるトロント・ブルージェイズ戦を「ポール・オニール・デー」とし、その試合前に永久欠番セレモニーが行われる予定だ。MLB公式サイトなどが伝えている。
◆【ヤンキース公式ツイッター】ザ・ウォリアー、ポール・オニール選手のエキサイティングプレイ
■チームでは23人目
「ザ・ウォリアー」の愛称で親しまれたオニール氏。闘志むき出しのプレーとチームの勝利を最優先に考えるスタイルは、ニューヨーカーから多くの支持を集めた。
オニール氏は1993年にシンシナティ・レッズから加入。引退する2001年までの間にワールドシリーズを4度制覇した。在籍9年間で打率.303、185本塁打、858打点を記録。出塁率.377、OPS.869という数字も残している。また、94年には打率.359でア・リーグ首位打者に輝いたほか、オールスターゲームにも4回出場した。
ヤンキースの永久欠番は2017年に背番号「2」が永久欠番となったデレク・ジーター以来5年ぶり23人目。チームは背番号1~10番までが永久欠番となっているなど、23人はメジャーで最多となっている。
「21」はオニールが引退後、ほとんど着用されておらず、08年にラトロイ・ホーキンス投手が一時的に背負ったが、ホーキンスはロベルト・クレメンテへのオマージュとしてこの番号を要求したという。ただ、ヤンキースファンからのブーイングを受けて、22番に変更した経緯がある。
MLB公式サイトによると、現在「YESネットワーク」でアナリストを務めるオニール氏は、2014年8月にヤンキー・スタジアムで記念プレートを授与されたが、そのプレートには「オニールは激しい競争者であり、チームリーダーであり、完璧さを執拗に追い求めることで愛された」と記されていたという。
ポール・オニール選手のヤンキース時代の成績
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文・SPREAD編集部
The Ultimate Warrior. pic.twitter.com/wldIkgyjSq
— New York Yankees (@Yankees) February 22, 2022