【ゴルフ/パナソニックOP】永野竜太郎が単独トップに浮上 71名が予選通過、週末のカギは“出だしの2ホール” | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【ゴルフ/パナソニックOP】永野竜太郎が単独トップに浮上 71名が予選通過、週末のカギは“出だしの2ホール”

新着 ビジネス
【ゴルフ/パナソニックOP】永野竜太郎が単独トップに浮上 71名が予選通過、週末のカギは“出だしの2ホール”
  • 【ゴルフ/パナソニックOP】永野竜太郎が単独トップに浮上 71名が予選通過、週末のカギは“出だしの2ホール”

国内男子ツアーのパナソニックオープンは24日、京都府・城陽カントリー倶楽部(6967ヤード・パー72)で第2ラウンドが行われ、ツアー初優勝を目指す永野竜太郎が通算11アンダーまでスコアを伸ばし、単独首位に浮上した。

◆【2021パナソニックオープン/注目選手】“ダークホース候補”を独自選出 20代前半の若手が京都を沸かせるか

■ツアー未勝利の永野が会心のゴルフで首位浮上

初日に4アンダー、13位タイにつけた永野は、出だしの1、2番を連続バーディで発進すると、6番、8番でもバーディを奪取。前半だけで4つスコアを伸ばした。後半もさらにスコアを伸ばし、トータル7バーディ、ノーボギーと会心のゴルフ。単独首位で決勝ラウンドに臨む。

この日単独首位でスタートした木下稜介は、3つスコアを伸ばしたが、大岩龍一小林伸太郎らとともに、通算10アンダーの2位タイに後退。中西直人が通算9アンダーで単独5位、芦沢宗臣亀代順哉の2人が、通算8アンダーの6位タイで追走している。

賞金ランクトップの星野陸也は、2つのダブルボギーが響き、通算2アンダーの48位タイ。石川遼は3バーディ・2ボギーとスコアを伸ばせず、同じく通算2アンダーの48位タイに留まり、辛くも予選を通過した。

通算1アンダーまでの62位タイ、計71名の選手が予選を通過し決勝ラウンドに駒を進めた。大会連覇を狙った武藤俊憲や今平周吾は通算イーブンパーの72位タイ、池田勇太、片山晋呉、時松隆光らが通算1オーバーの79位タイで、それぞれ予選落ちを喫した。

■出だしの1、2番で波に乗れるか

各選手がスコアを伸ばす傾向が強くなってきた本大会。バーディ数が初日「409」から、2日目「434」と大きく増えた一方、ボギー数は初日の「274」から2日目は「268」と減少している。また、バーディ率も初日の「18.935%」から、2日目は「20.433%」へと向上。ラウンドが進むにつれて、各選手がコースへアジャストしてきている印象だ。

また、平均パット数は初日の「28.075」から、2日目「27.763」と減少。グリーンが小さめという影響もあるが、今季他大会の平均パット数は「28~29」で推移しており、数字だけで見ると、グリーンの難易度は比較的易しいということも分析できる。チャンスにつけた際はいかに1~2パットに収めるかが、スコアを作るカギとなりそうだ。

3日目以降、スコア上位の選手は全てアウトコースからのスタートとなる。2日目のホール別難易度では、最も低いホールが1番・パー5、最も高いホールが2番・パー4となっており、出だしの1、2番で波に乗れるかがポイントとなりそうだ。初日首位の木下、2日目で首位に浮上した永野はともに、出だしを連続バーディ奪取で波に乗り、それぞれ7つスコアを伸ばしている。明日以降も、出だしの2ホールでスコアを伸ばした選手が、その後も勢いに乗って上位進出を果たすかもしれない。

◆【2021パナソニックオープン/データ分析】西の名門・城陽カントリー倶楽部、難コースたる所以は「パーキープ率」の低さ

◆【2021パナソニックオープン/データ分析】ショットメーカーぶりを可視化…今こそ注目したい「ボールストライキング」

◆【2021パナソニックオープン】9月23~26日 大会概要、結果、データ分析、放送・中継情報一覧

文・SPREAD編集部

《SPREAD》
page top