【セントウルS/追い切りジャッジ】最高評価「S」は気配絶好の有力馬 「数字以上の鋭ささえ感じる」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【セントウルS/追い切りジャッジ】最高評価「S」は気配絶好の有力馬 「数字以上の鋭ささえ感じる」

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【セントウルS/追い切りジャッジ】最高評価「S」は気配絶好の有力馬 「数字以上の鋭ささえ感じる」
  • 【セントウルS/追い切りジャッジ】最高評価「S」は気配絶好の有力馬 「数字以上の鋭ささえ感じる」

■ピクシーナイト


【中間調整】前走・CBC賞は自身初のスプリント戦。ただし、それまで前向き過ぎる面を見せており通用の手応えは陣営に強くあったようだ。実戦では好発を決めるも、他の馬も速く、枠は外だったことから好位後方で待機。道中隊列の切れ目でインヘ潜り込むと、レコードタイムで逃げ切ったファストフォースへ鋭く迫り、2着に食い込んだ。中間は放牧で英気を養い、8月中旬に帰厩。初時計だった19日の坂路14-14で素軽く動き、グンと成長した馬体を持て余すような面がなかった。以降、坂路で順調に時計を詰め、1週前追いでは準オープン馬を子供扱いし、4F49秒9(一杯)をマーク。


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【最終追い切り】福永騎手が騎乗し、栗東坂路で併せ馬。先週目一杯負荷を掛けてあるのでレース当週は終始余力を残し、鞍上が味付け程度にラストで気合いをつけた程度だったが、準オープン馬をアオって最後は3馬身突き放しての先着を果たした。ラスト2Fで12秒2-11秒9(強め)と秀逸だが、数字以上の鋭ささえ感じさせ、まさに闘志満々。


【見解】1週前のハード追いはさすがに最後で苦しくなったが、それでも1F12秒を切ったあたり、いかにも気持ちが乗りに乗っているといった雰囲気。そこで負荷を掛けられたことで、一気に素軽さを増し、キレのある姿を最終追いでは披露できていた。現在栗東坂路は時計が出やすいコンディションではあるが、それを差し引いても余力を残して今週好時計を出せたあたり、3歳牡馬の成長度合いの大きさを物語るものだろう。気配絶好とみる。


総合評価「S」


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著者プロフィール


西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。

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