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5日に新潟競馬場で行われる第57回・新潟記念(GIII、芝2000m)の過去10年データを紹介する。
前走函館記念で2着に3馬身差の快勝と波に乗るトーセンスーリヤは、今年の新潟大賞典で4着、昨年は1着と当地コースを得意としており、ここを勝てばサマー2000シリーズの王者は確実となる。ここは落とせないところ。
エプソムCで待望の重賞初制覇を果たしたザダルは近4走1800mのレースで結果を出しているように2000mの対応がカギになりそうだが勢いそのままに重賞2連勝といきたいところ。マーメイドS2着、中京記念3着と重賞でも力をみせているクラヴェルは牝馬ながら鋭く切れる脚を持っておりここでも力をみせられるか。
その他、ギベオン、パルティアーモ、リアアメリア、ヤシャマルなども虎視眈々と勝利を狙っている。
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ここでは予想のヒントになる「脚質傾向」を分析していく。
■上位人気想定のトーセンスーリヤは脚質からも信頼か
過去10年、逃げ【0-3-0-7】、先行【3-4-2-27】、差し【5-1-4-61】、追込【2-2-4-38】と中団から競馬を運ぶことが出来る馬が活躍している。なかでも差し競馬を得意とする馬は最多となる5勝を挙げている。先行馬は勝率8.3%、連対率19.4%、複勝率25.0%とこちらも好アベレージを叩き出している。
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ここまでの成績を追い込んで結果を残している上位人気想定のクラヴェルにとっては、厳しいデータとなっている。
今回、トーセンスーリヤが後続に脚を使わせないペースで先行する競馬をしそうだが、素直に先行、差し脚質を得意としている馬を信頼し馬券を購入することが的中のヒントとなりそうだ。
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文・SPREAD編集部