【東京五輪/柔道】9分を超える死闘を大野将平が制し、五輪2連覇「心動く瞬間あれば光栄」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【東京五輪/柔道】9分を超える死闘を大野将平が制し、五輪2連覇「心動く瞬間あれば光栄」

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【東京五輪/柔道】9分を超える死闘を大野将平が制し、五輪2連覇「心動く瞬間あれば光栄」
  • 【東京五輪/柔道】9分を超える死闘を大野将平が制し、五輪2連覇「心動く瞬間あれば光栄」

東京五輪は26日、男子柔道73キロ級で大野将平が技あり(支え釣り込み足)でラシャ・シャフダトゥアシビリ(ジョージア)を下し、金メダルを獲得した。大野は2016年のリオデジャネイロ大会に続いて同階級を制した。


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■「われわれアスリートの姿をみて、何か心が動く瞬間があれば光栄に思う」


大野は試合後「リオ五輪を終えて、苦しくて、つらい日々を凝縮したような、そんな1日の戦いだった」と語った。その上で、新型コロナウイルス禍中に五輪が開かれたことについて「賛否両論あることは理解している。われわれアスリートの姿をみて、何か心が動く瞬間があれば光栄に思う」と話した。


試合は互いに組み合うも4分間で決着がつかず、延長戦に突入。大野が得意とする大外刈りはポイントにならなかったが、最後は支え釣り込み足で技ありを奪った。


29歳の大野は山口県出身。13年、15年、19年の世界選手権を制した。得意技は大外刈りと内股。


大野は「まだ男女混合団体があるので、そこまで気を引き締めて取り組みたい」と語った。


今大会、日本の男子柔道の金メダルは60キロ級の高藤直寿、66キロ級の阿部一二三に続いて3つ目。女子は52キロ級で阿部詩が金、48キロ級で渡名喜風南(となき・ふうな)が銀、57キロ級で芳田司が銅を獲得している。


◆柔道女子57キロ級、芳田「銅」


◆男子66キロ級・阿部一二三、妹・詩との史上初同日金メダル 「1本を取りに行く柔道が出せた」


◆阿部詩、女子52キロ級で日本人初の金メダル 「お兄ちゃんが今からなので気を抜けない」


文・SPREAD編集部=ロイター


「運命を感じられる柔道人生」がモチベーションと答える2連覇を達成した大野将平



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