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ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手が7日(日本時間8日)、本拠地でのボストン・レッドソックス戦に「2番・DH」で出場。3試合ぶりの今季32号を放つなど、4打数2安打1打点。打率は.279。登板翌日の野手出場で、松井秀喜超えとなる日本人シーズン最多本塁打を記録した。試合はエンゼルスが5-4で勝利し、貯金を2としている。
登板翌日の特大アーチは現地メディアでも大きく報じられているが、試合後の会見ではマドン監督も大谷への賛辞を惜しまなかった。MLB公式サイトが報じている。
【実際の映像】痛みに耐えて特大弾! 大谷翔平、自打球を受けての“絶叫”とその直後に放った「現実離れ」の今季32号ホームラン
■「彼が今後どんなことをするのか…」
前日は投打同時出場で7回を投げ抜き、翌日は特大ホームラン。二刀流で好調を維持する大谷は、球団公式Twitterが「現実離れ」と評したとおり、まさに規格外の活躍を続けている。
MLB公式サイトによると試合後の会見でマドン監督は大谷について「我々は特別なプレイヤーについて語っているんだ。彼が今後どんなことをするのか、非常に好奇心がそそられる」と語り、戦線を離脱しているマイク・トラウトらが復帰し打線が盤石となれば、より大谷への“援護”も可能になるという見方を示した。
また、大谷とジャレッド・ウォルシュによる連続本塁打で相手左腕・ロドリゲスを攻略した点について「非常に、非常に重要」と強調し、大谷とウォルシュが左の好投手から結果を残している現状を踏まえ「打線を組むうえで様々な変化がつけられる」と振り返っている。
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文・SPREAD編集部