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7月4日に福島競馬場で行われる第70回・ラジオNIKKEI賞(GIII、芝1800m)の過去10年データを紹介する。
前走NHKマイルカップでは11番人気と低評価ながらも4着に好走したリッケンバッカー(牡3歳、栗東・西村真幸厩舎)、スプリングSでは敗れたものの3着まで追い詰める脚をみせたボーデンは大器を感じさせられる一頭で秋に向けて飛躍したいところ。
他にも皐月賞にも出走したアサマノイタズラや、スペシャルドラマ、タイソウ、ヴェイルネビュラ、シュヴァリエローズなども虎視眈々と狙っている。
秋の3歳路線を占う一戦はどの馬が勝つのか、注目の一戦となる。
ここでは「人気傾向」を分析していく。
◆【ラジオNIKKEI賞2021/脚質傾向】近年逃げ馬が活躍も馬券のヒントは「中団から脚を使える」
■8番人気は過去10年「2-1-0-6」 単勝回収値は驚愕の「477」
まず、過去10年の上位人気馬を読み解くと、1番人気は【2-3-0-4】で、勝率22.2%、連対率55.6%、複勝率55.6%と連対率はトップの数値を示している。2番人気が【3-0-0-6】で最多3勝を挙げている。なお3番人気が【1-0-0-8】と不振で、勝率11.1%、連対率11.1%、複勝率11.1%と信頼できないデータとなっている。
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また、特筆すべきなのは8番人気の成績で【2-1-0-6】の勝率22.2%、連対率33.3%、複勝率33.3%で単勝回収値驚愕の「477」、複勝回収値も「168」と上位人気馬と比較しても群を抜いた数値を叩き出している。
前走で好走をみせたリッケンバッカーとボーデンを中心に人気を分け合う形になりそうだが、過去10年の人気傾向からも8番人気の馬に注目することが馬券攻略のヒントとなりそうだ。
◆【ラジオNIKKEI賞2021/前走ローテ】前走13着のノースブリッジ 巻き返しを期待するデータとは
文・SPREAD編集部