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23日のプロ野球は、セ・リーグではヤクルトは村上宗隆が本塁打キング単独1位となる13号ソロを放つなど、11安打10得点で圧勝。また、中日・高橋周平がマルチヒットの活躍でチームを勝利に貢献している。
パ・リーグは、日本ハムのルーキー・五十幡亮汰のプロ初本塁打が飛び出した。さらにソフトバンク・柳田悠岐は初回にレフト前へのタイムリーを放つなどマルチヒットを記録。連続試合安打を9まで伸ばしている。
ここでは打者vs投手の対戦データなどから読み取った「打のキーマン」をピックアップする。
【打率TOP5/好不調トレーダー 】ロッテ・中村奨吾、ホーム&ビジターはともに3割超え
■阪神・西には18年に11打数4安打
ロッテ・中村奨吾 vs 阪神・西勇輝
5試合連続ヒット中と好調の中村奨吾。とくにに21日と22日の楽天戦では、2試合連続で猛打賞を記録するなどヒットを量産した。しかも涌井秀章と田中将大というエース級の投手を攻略しており、阪神先発の西勇輝が相手でもその打棒に期待が高まる。
西とは2018年に対戦し、11打数4安打で対戦打率.363。今季、左右別の打率で見ると対左.250に対し対右.339、ホーム打率.308に対しビジター打率.329と、今日の試合では得意条件がズラリと揃った。これだけ好相性のデータが充実していれば、注目せずにはいられない。
年 | 率 | 打 | 安 | 本 | 四 | 振 |
---|---|---|---|---|---|---|
今季 | 未対戦 | ー | ー | ー | ー | ー |
20年 | 未対戦 | ー | ー | ー | ー | ー |
19年 | 未対戦 | ー | ー | ー | ー | ー |
18年 | .364 | 11 | 4 | 0 | 1 | 2 |
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データ提供・共同通信デジタル文・SPREAD編集部