■モンスター、3度目の防衛戦は日本開催か
WBA&IBF世界バンダム級統一王者・井上尚弥(大橋)の次戦相手に、指名挑戦者としてIBF世界同級1位のマイケル・ダスマリナスになる可能性が浮上している。昨秋、米メディアも報道していたもので、所属ジムの大橋秀行会長が14日、指名試合を受ける方向で進めていることを明かした。
ダスマリナスはここまで33戦30勝(20KO)2敗1分。昨年3月、ケニー・デメシロを相手に3ー0の判定勝ちを収め、IBF指名挑戦者の権利を獲得。IBFは昨年、井上サイドにダスマリナスを指名していたが、新型コロナウイルスの感染拡大などもあり、ジェイソン・モロニーとの試合を優先したことから、対戦は持ち越されていた。
なお、ダスマリナスは第29代WBC世界バンタム級王者・山中慎介のスパーリングパートナーを務めるなど、たびたび来日。2019年10月には、井上の弟・拓真とのスパーリングを行っている。
開催地は日本が有力とされているが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で外国選手の来日が難しく、早くとも今春以降になる見通しだ。
文・SPREAD編集部