12月27日に中山競馬場で開催される第65回有馬記念（GI、芝2500m）の枠順が本日12月24日に確定し、JRAより発表された。
宝塚記念を制し、ファン投票1位の支持を集めたクロノジェネシスは5枠9番、天皇賞（秋）でアーモンドアイの2着に迫ったフィエールマンは7枠13番、前走エリザベス女王杯を制し、今回がラストランとなるラッキーライラックは4枠7番に入っている。
■第65回・有馬記念の枠順
1枠1番 バビット (牡3、美浦・浜田) 内田
1枠2番 ブラストワンピース (牡5、美浦・大竹) 横山武
2枠3番 クレッシェンドラヴ (牡6、美浦・林) 坂井
2枠4番 ラヴズオンリーユー (牝4、栗東・矢作) M.デムーロ
3枠5番 ワールドプレミア (牡4、栗東・友道) 武豊
3枠6番 キセキ (牡6、栗東・角居) 浜中
4枠7番 ラッキーライラック (牝5、栗東・松永幹) 福永
4枠8番 ペルシアンナイト (牡6、栗東・池江) 大野
5枠9番 クロノジェネシス (牝4、栗東・斉藤崇) 北村友
5枠10番 カレンブーケドール (牝4、美浦・国枝) 池添
6枠11番 モズベッロ (牡4、栗東・森田) 田辺
6枠12番 オーソリティ (牡3、美浦・木村) 川田
7枠13番 フィエールマン (牡5、美浦・手塚) C.ルメール
7枠14番 サラキア (牝5、栗東・池添学) 松山
8枠15番 オセアグレイト (牡4、美浦・菊川) 横山典
8枠16番 ユーキャンスマイル (牡5、栗東・友道) 岩田康
■過去10年・有馬記念の枠順データ
1枠 【2-1-1-15】
2枠 【1-2-0-16】
3枠 【2-2-0-14】
4枠 【2-2-1-15】
5枠 【0-2-3-15】
6枠 【2-1-2-15】
7枠 【1-0-2-17】
8枠 【0-0-1-19】
▼最多勝利数は2勝の「1枠」「3枠」「4枠」「6枠」
1枠＝バビット、ブラストワンピース
3枠＝ワールドプレミア、キセキ
4枠＝ラッキーライラック、ペルシアンナイト
6枠＝モズベッロ、オーソリティ
▼最多連対数は4連対の「3枠」「4枠」
3枠＝ワールドプレミア、キセキ
4枠＝ラッキーライラック、ペルシアンナイト
▼最多3着以内数は5回の「4枠」「5枠」「6枠」
4枠＝ラッキーライラック、ペルシアンナイト
5枠＝クロノジェネシス、カレンブーケドール
6枠＝モズベッロ、オーソリティ
▼最低勝利数は0勝の「5枠」「8枠」
5枠＝クロノジェネシス、カレンブーケドール
8枠＝オセアグレイト、ユーキャンスマイル
▼最低連対数は0連対の「8枠」
8枠＝オセアグレイト、ユーキャンスマイル
▼最低3着以内数は1回の「8枠」
8枠＝オセアグレイト、ユーキャンスマイル
■データから読み取れる「買える枠・買えない枠」
中山芝2500mは、外回りコースの3コーナー手前からスタートし、内回りコースのコーナーを6回通過する、いわゆる「トリッキーなコース設計」。スタートから最初のコーナーまで200mに満たないため、基本的に外枠は不利となっている。
「買える枠」としてまず注目しなければならないのが3枠だろう。昨年の覇者リスグラシューもこの枠から勝利しており、連対率も22％と、他枠に比べて高い好走率を示している。
そしてさらに注目しておきたいのが4枠の「単勝回収率」。2015年に8番人気で勝利したゴールドアクターや、一昨年3番人気で制したブラストワンピースなどがこの枠に入っており、人気に関わらずマークが必要だ。
一方、「買えない枠」としてやはり気にかけておきたいのは、大外8枠が一度も勝利、連対していないという点だ。過去にはゴールドシップやマリアライト、ジャスタウェイなど名馬たちが桃色の帽子でレースに挑んでいるが、いずれも馬券圏内に絡めず。一枚割り引いたほうが良さそう。
著者プロフィール
競馬データ班●SPREAD編集部
アスリートの素顔を伝えるメディア『SPREAD』の編集部員。YouTube「ネオスポちゃんねる―FANTASY WIN5」では、覆面馬主7号、SPREAD編集長・山田とともに、WIN5攻略“三本の矢”「TEAM FANTASY」を結成し、WIN5の6億円山分け企画に参戦。データを多角的な切り口で分析し、勝ち馬をあぶり出す。
YouTube番組はこちら⇒ネオスポちゃんねる「競馬de6億円山分け！FANTASY WIN5」
