全豪オープンテニス男子3回戦で世界ランク71位の西岡良仁選手が、同2位のノバク・ジョコビッチ選手と対戦し3-6、2-6、2-6で敗れた。
自身初の4大大会3回戦に進出した西岡選手だが、この日のジョコビッチ選手は「最近で一番サービスゲームの調子が良かった」と語るほどの絶好調。17本のサービスエースを決められ完敗した。
試合後に西岡選手は「全豪オープン3回戦でジョコビッチ選手に完敗でした。また色んな課題が見えたと思います」とツイート。トップ選手との対戦は学ぶことが多かったようだ。
それでも「よくよく考えると僕この2ヶ月間でナダル選手とジョコビッチ選手以外負けてないので、自信持って次に向けて行きたいと思います」と、直近では世界ランク1位と2位の選手以外には負けていないことをポジティブに受け止めた。
全豪オープン3回戦でジョコビッチ選手に完敗でした。また色んな課題が見えたと思います。よくよく考えると僕この2ヶ月間でナダル選手とジョコビッチ選手以外負けてないので、自信持って次に向けて行きたいと思います。初三回戦でまた一段強くなった気がします。沢山の応援ありがとうございました!! pic.twitter.com/ZHeKi4qSyj
— YOSHIHITO NISHIOKA (@yoshihitotennis) January 25, 2020
錦織圭が不在の日本テニスを引っ張る西岡良仁
錦織圭選手が昨年受けたヒジの手術から未だ復帰しておらず、現状では西岡選手が日本のエース。2017年3月に左ヒザ前十字靭帯断裂の重傷を負いながらもカムバックし、翌年には深センオープンでツアー初優勝を果たした。
目標にしている東京五輪出場は世界ランキング56位以内が目安となる。自己最高は2017年に記録した58位。全豪オープン3回戦進出で大会後のランキングは60位台中盤まで上がると見られている。
深圳250優勝!ツアー優勝日本人史上5人目!!めっちゃ嬉しいです。怪我からの道のりはかなり苦しかったけどやっとここまで来れました。
最高の瞬間です。そしてゆっくりしたいけど、日本に帰らないとダメでもうすでに空港です。
日本で皆さんに会えるの楽しみにしています^_^ pic.twitter.com/rzCd9X7vA9— YOSHIHITO NISHIOKA (@yoshihitotennis) September 30, 2018