1月24日、テニスの全豪オープンで女子シングルス3回戦が行われ、世界ランク67位のコリ・ガウフ選手が同4位の大坂なおみ選手に6-3、6-4で勝利して大金星を挙げた。
昨年15歳にしてウィンブルドン4回戦まで進み天才少女と言われたガウフ選手。4か月前の全米オープンでは大坂選手に完敗して涙を飲んだが、ストレート勝ちでリベンジを果たした。
前年王者を破った15歳の勝利に伝説の名選手ロッド・レーバーさんも反応。ツイッターに「会いたい」と投稿している。
バックハンドでミスが目立った大坂なおみ コリ・ガウフがリベンジに成功
大坂選手は第1セットから安定感を欠き、特にバックハンドでのミスが多く目立った。第8ゲームでバックハンドがネットに掛かりブレークを許すと、直後のゲームでブレークバックできず第1セットを落とす。
第2セットでは最初のゲームでガウフ選手が大坂選手のサービスゲームをブレーク。大坂選手も第2ゲームをブレークして追いつくが、第7ゲームまたも勝負所で大坂選手はバックハンドがネットに掛かりブレークされる。
その後のサービスゲームでガウフ選手は大坂選手に付け入る隙を与えなかった。
A warm embrace at the net between @CocoGauff & Naomi Osaka.
The American just evened up their H2H at 1-1#AO2020 | #AusOpen pic.twitter.com/230XdWiFWz
— #AusOpen (@AustralianOpen) January 24, 2020
「ロッド・レーバーさんと自撮りしたい」にレーバー本人が反応
試合後のインタビューでガウフ選手は感動と興奮、そして混乱を率直に語った。
「あぁ、なんてこと。何も分からない。私の人生ってなに? 2年前、私はジュニアの1回戦で負けました。それが、いまはロッド・レーバー・アリーナにいます。本当にクレイジー」
それでもインタビュアーから、センターコートの名前の由来にもなっているレーバーさんに会ったことがあるかと質問されると、ガウフ選手は「ありません。廊下で何度か見かけたことはあるけど、緊張して挨拶できませんでした。インスタグラム用のセルフィー(自撮り)が欲しいです」と茶目っ気たっぷりに答える大物ぶりを見せた。
“I need a selfie for Instagram!”
We think @rodlaver can probably oblige, @CocoGauff!
#AO2020 | #AusOpen pic.twitter.com/cfirkrL1WN
— #AusOpen (@AustralianOpen) January 24, 2020
この発言にレーバーさんが素速く反応。ツイッターで「今夜の素晴らしい勝利おめでとう。私もあなたに会いたい」とガウフ選手にメッセージを送った。
Hello @CocoGauff – congratulations on your incredible victory tonight. I would love to meet you too.
— Rod Laver (@rodlaver) January 24, 2020
レーバーさんのツイートを引用し、ガウフ選手は「セルフィーを撮るのが待ちきれない」と返信している。
Can’t wait for that Selfie
https://t.co/likluSEDyL
— Coco Gauff (@CocoGauff) January 24, 2020