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最近のサンディエゴ・パドレスにはとある儀式がある。ベンチ内で選手たちが歌うことだ。
バットをマイクに見立てたフランミル・レイエス選手を中心に、サンディエゴの太陽よりも陽気な選手たちが歌う姿をMLB公式サイト『Cut4』が伝えた。
OMG. Sound *all* the way up.@La_Mole_13, we’ll always love you too 😂 pic.twitter.com/YtEUY0MdHd
— San Diego Padres (@Padres) 2019年5月28日
選手たちが歌っているのは、1974年にリリースされたドリー・パートンさんの“I Will Always Love You”だ。1992年に映画『ボディーガード』の主題歌としてホイットニー・ヒューストンさんがカバーし、全米シングルチャート14週連続1位を記録している。
2人で始め、徐々に参加者が増えてパワーアップ
ベンチで”I Will Always Love You”を歌う儀式は、レイエス選手とクリス・パダック選手が始めたものだった。2人はホームランを打った選手が戻ってくると、この曲を歌いながら出迎えた。
最初はほかの選手も笑って見ているだけだったが、それでも続けているうちに参加者が増え、次第にベンチにいる選手ほぼ全員が手拍子やバッドを使ったパーカションのパフォーマンスをし、盛り上げていた。
Sing it, @La_Mole_13! pic.twitter.com/5xSSKeKjuG
— San Diego Padres (@Padres) 2019年6月7日
9日には新曲も披露
すっかり歌うキャラが定着したレイエス選手は、9日には新曲も披露した。今回の曲はスマッシュ・マウスの”All Star”で、これはMLBオールスターゲームのファン投票が始まったことに掛けているものと思われる。
Sing it, @La_Mole_13! pic.twitter.com/5xSSKeKjuG
— San Diego Padres (@Padres) 2019年6月7日
曲の途中でフェルナンド・タティス・ジュニア選手もエアギターで参加。回を重ねるごとにクオリティも上げている。
次はどんな曲でベンチを盛り上げるのか。パドレスの選手たちに注目したい。