3月12日、東京2020大会開催500日前を迎えたことに際し、応援イベント「みんなの駅伝 2019」が開催された。

今回は元競泳選手の田中雅美さんと立石諒さんがイベントに参加。ランナーとして駅伝に挑戦し、一般参加者と共に汗を流した。
イベント後は、自身が出場した五輪の裏話を語る場面も。田中さんは3回五輪に出場したが、「開会式も閉会式も参加したことがない」という驚きの事実を明かしてくれた。

田中さんによると、出場した平泳ぎは競技日が大会2日目に設けられるため、開会式に参加できないとのこと。また、競泳は大会前半で競技を終えるため、閉会式に出ることもなかったという。
五輪を特集したテレビ番組などでは、普段は関わりのない他競技の選手と親交を深める選手の様子をしばしば見かける。
しかし田中さんは開会式や閉会式に出られない分そのような機会も少なかったようで、「いろいろな選手と『いえーい!』って写真を撮っているのがめちゃくちゃうらやましかった」と語っていた。
流血しすぎてドクターに練習を止められる立石諒

また、立石さんは五輪の思い出として「試合前のウォーミングアップ中、飛び込んできた選手とぶつかって足の親指の爪が剥がれた」という衝撃のエピソードを披露。
立石さんは「あー痛いな」程度に思ってそのまま練習を続けようとしたが、あまりの流血にドクターストップがかかったという。