世界中のサッカープレイヤーの中でも、世界屈指の技術を持っているルカ・モドリッチ選手。
彼がボールを持つとピンチがチャンスに変わるといわれるほど、素晴らしい技術がある。モドリッチ選手自身の技術が素晴らしいのは当然だが、それを支えているのは彼が着用しているスパイクではないだろうか。
モドリッチ選手は「NIKE マーキュリアルヴェイパー12エリートFG」や「NIKE マーキュリアルヴェイパー11」を着用しているといわれている。
インターネットで検索すると、11なのか12なのかサイトによって見解が異なる。おそらく今履いているスパイクは「ヴェイパー12」だろう。その証拠に、モドリッチ選手のインスタグラムを見てほしい。
この写真から分かるように、スパイクのアッパー部分にナイキのロゴが印刷されている。実はヴェイパー11にもナイキのロゴが印刷されているのだが、ロゴの位置が異なる。
ヴェイパー11は中央から外側に向けてロゴが展開されているのに対し、ヴェイパー12はロゴの中央がスパイクの中央部分に来ている。
インスタグラムの写真を見る限りでは、ナイキのロゴがスパイクの中央部分に印刷されていることからヴェイパー12だと判断できるだろう。
ヴェイパー12に履き替えたのはロシアW杯直前?
では、いつヴェイパー11からヴェイパー12に履き替えたのかについて見ていこう。
2018年5月1日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ2017-2018準決勝第2戦、レアル・マドリードvsバイエルン・ミュンヘンの試合では、モドリッチ選手はヴェイパー11を着用していたことが分かっている。
ロシアW杯では、モドリッチ選手はヴェイパー12を着用していたという情報があることから、大会直前に履き替えたのではないだろうか。
スペシャルエディションのスパイクを使用したことも
モドリッチ選手は普段履いているスパイクではなく、スペシャルエディションのスパイクを履くこともある。
例えば、2018年10月2日に行われたUEFAチャンピオンズリーググループGで行われたCSKAモスクワvsレアル・マドリードの試合。この日の試合前練習では、「ヴェイパー12エリート」のゴールド×ブラックといった市販されていないモデルのスパイクを着用した。