ザ・ノース・フェイスは、日本で開発した新型のジオデシックドームテント「Geodome 4(ジオドーム 4)」を3月中旬より発売する。
「Geodome 4」は、ジオデシック構造の球体ドームに、テンション構造を取り込んだ新しい4人用ジオデシックドームテントだ。デザインの基盤には、バックミンスター・フラー博士の理論をもとに開発したジオデシック構造の2-Meter Domeを採用。ザ・ノース・フェイス40周年エキシビションで展示したドームにインスパイアされ、同社が開発した。
球体形状を採用したことで、直径3mのコンパクトなドームでありながら、ドーム内で立って活動ができる天井高2.1mを確保。テント隅でも高さを確保できる優れた居住性を備えている。ジオデシックドームのポール構造は、一般的に設営が複雑と言われているが、Geodome 4は5本の本体ポールと1本の赤道ポールだけのため、容易に設営できる。
インナーテントには、強度をアップする独自のテンション構造を搭載。全体にテンションを張り巡らせる構造により、風速約26m/sにも耐えられる強度を確保している。重量11.07kg。価格180,000円(税抜)。
《美坂柚木》
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