高橋みなみ、リーダー論を語る「康すごいと思った」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

高橋みなみ、リーダー論を語る「康すごいと思った」

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「TOKYO FMホリデースペシャル クラレ“ランドセルは海を越えて”presents 未来へのキックオフ」の公開生放送にゲスト出演した高橋みなみ(2018年1月8日)
  • 「TOKYO FMホリデースペシャル クラレ“ランドセルは海を越えて”presents 未来へのキックオフ」の公開生放送にゲスト出演した高橋みなみ(2018年1月8日)
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  • 「TOKYO FMホリデースペシャル クラレ“ランドセルは海を越えて”presents 未来へのキックオフ」の公開生放送にゲスト出演した高橋みなみ(2018年1月8日)
  • 「TOKYO FMホリデースペシャル クラレ“ランドセルは海を越えて”presents 未来へのキックオフ」の公開生放送にゲスト出演した高橋みなみ(2018年1月8日)
  • 「TOKYO FMホリデースペシャル クラレ“ランドセルは海を越えて”presents 未来へのキックオフ」の公開生放送にゲスト出演した高橋みなみ(2018年1月8日)
148cmの小さな身体が、大きく見える瞬間がある。

高橋みなみさんがAKB48の総監督になったのは、21歳の8月。自身の成人式から8ヶ月が経った時のことだった。全国各地、今や全世界にいる総勢何百人のメンバーのトップに立ち、先頭を走ってきた。

高橋さんは1月8日、都内で行われた「TOKYO FMホリデースペシャル クラレ“ランドセルは海を越えて”presents 未来へのキックオフ」の公開生放送にゲスト出演し、元川崎フロンターレのキャプテンであるパーソナリティの中西哲生さんと「リーダーとしてチームの力を引き出す方法」についてトークを行った。

いいチームの条件について問われると、「シーソーみたいなもの。誰かが重荷を背負いすぎると傾いてしまうので、まっすぐになるように全員が同じ志を持っていることが大事」と語った。

全グループが参加するコンサートでは、何百人ものメンバーでステージを作り上げる。「女子は気分が乗る日と乗らない日があります。全員が同じモチベーションでいる日はない。メンバーを鼓舞するために言いづらいことも言葉にするようにしている」という。確かに、AKB48のドキュメンタリー映画を見ると、「しっかりやれよ」「しゃべるなよ」と檄を飛ばす高橋さんの姿がある。

「悩んだ時もありました。同年代の子に言うのって勇気がいるんですよ。でも秋元(康)さんに、『嫌われる勇気を持ちなさい。みなみが思っていることは正しいからちゃんと言えばわかってくれる』と言われました。その時『やっぱり康すごいな』と思いましたね」と冗談交じりに会場を沸かせた。

「自分が苛々しているから『しっかりやれよ』ではなく、『あなたのことを想って言っているんだよ』ということです。“キレる”と“叱る”は違うなと思いました」。抜群の例えでパーソナリティを唸らせた。

総監督時代は、順風満帆なことばかりではなかった。グループをまとめていく中で挫折経験もあった。「人を傷つけてしまったこともあります。言い過ぎなんだ、この塩梅で言わなきゃいけないんだと、トライする中で気付くことはたくさんありました」

生放送当日は、成人式であり、AKB48の新成人メンバーは神田大明神で晴れ姿のお披露目を行った。元総監督として新成人メンバーへのアドバイスを求められると、

「仕事をする上で思いやりを持つことが大事です。人間関係はその点で成り立っていると思うので、どんな仕事でも相手のことを好きになる努力をしてほしいと思います」と、自身のアイドル活動を振り返った中で、今もなお増え続けてる後輩たちにアドバイスを送った。

総監督として6年間48グループを引っ張り続けた小さな身体が、大きく、たくましく見える瞬間だった。
《山本有莉》

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