メキシコ出身。ドラムボーカルのスタイルで2012年にデビュー。ミュージシャンとしての活動だけでなく、女優・モデルとしても活躍し、最近ではNHK連続テレビ小説「ひよっこ」に出演して話題に。
10月4日に配信開始した最新シングル「羽田ブルース」のミュージックビデオにはトレードマックだったロングヘアを着るカットが収録されている。
「髪を切ったのは単純に言えば飽きちゃたから」と冗談っぽく打ち明けたカフカだが、デビュー5年になり、これまでとは違ったチャレンジをするために、「大きく一歩を踏み出すために、まずは外見から変えようと思った」という。

トレードマークだったロングヘアを大胆にカット
ショートカットにしたあとの率直な感想は、「ショートは思っていたよりも面倒」と打ち明けた。「髪をきれいに整えるためにこまめに切らなくちゃいけないから。でも時短にはつながったかな」
この日はデビュー時に「シシド・カフカ」という芸名を名づけたコピーライターの渡辺潤平氏も発表会のトークショーに登壇。
「カフカというのはチェコ語でカラスのこと。いつも黒い服を着ていたので思い当たった」と証言。さらには、「シシドっていうのも言いにくい言葉なので、カミねらいでもっと言いづらくした」と続けた。
これにはさすがのカフカも、「カラスっていうのは聞いていましたけど、言いづらいネームにしたというのは初めて聞きました」と苦笑い。

「シシド・カフカ」の名付け親であるコピーライターの渡辺潤平氏(右)とのトーク
カフカを新CMのキャラクターに抜てきしたオハヨー乳業は、「ブレることのない芯の強さに惹かれた」と語る。CMはこれまでとは真逆のさわやかな印象で、白バックのスタジオに入ったときは「私、大丈夫かな?」と自信のなさがうかがえたが、これまでのイメージを打ち破るようなかわいらしい女性を見事に実演。「運動には自信がない」と言いながらも、キレのある動作で撮影を乗り切った。
「社長さんからおいしいヨーグルトの食べ方を教えてもらいました。スプーンでグルグルかき混ぜてから食べるととてもおいしくなるんですよ。砂糖を使っていないのにホントに甘いんです。でも私は欲張りなので、最初の半分はそのままの状態で食べて、残りはかき混ぜて食べています」