4度目のハインケス政権誕生…今季終了までバイエルンを指揮「楽しみにしている」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

4度目のハインケス政権誕生…今季終了までバイエルンを指揮「楽しみにしている」

スポーツ 短信
ユップ・ハインケス 参考画像(2013年6月4日)
  • ユップ・ハインケス 参考画像(2013年6月4日)
ドイツ・ブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンが10月6日、今季終了までユップ・ハインケス監督が指揮を執ると正式に発表した。

2012-13シーズンにブンデスリーガ、DFBポカール、UEFAチャンピオンズリーグを制し、ドイツクラブとして史上初の三冠を成し遂げたハインケス監督。大きな置き土産を残し監督業を勇退していたが、カルロ・アンチェロッティ監督の途中解任という緊急事態にオファーを受諾した。

クラブ公式サイトでハインケス監督は、「世界のほかのどのクラブでも、復帰はしなかっただろう。だがバイエルン・ミュンヘンは、私にとって大切なものだ。チームが近いうちに再びファンに成功に満ちたサッカーを見せられるように、コーチ陣とともに全力を尽くす。この仕事を大変楽しみにしている」とコメントした。

アシスタントコーチにはハインケス監督とともに三冠を成し遂げたペーター・ヘルマン、ヘルマン・ゲルラント両氏が就く。ヘルマン氏は宇佐美貴史の所属するフォルトゥナ・デュッセルドルフでアシスタントコーチの職に就いていたが、「ハインケス氏には恩がある。その恩を返したい」と契約を解除してバイエルン復帰を決断した。

ハサン・サリハミジッチSD(スポーツディレクター)は、4度目のハインケス政権について「ユップ・ハインケスは素晴らしいリーダーシップがあり、戦術面で大変優れている。彼こそが、我々が目標を達成するために、現在の状況からチームを再び成功に導くことのできる正しい人物だと確信している」と篤い信頼を口にした。

《岩藤健》

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